Twitterから10代の子たちへのアドバイスだが、大人も読んだほうが良い

コミュニケーションの鉄則を守りましょう。自分がして欲しいことを相手に対してするようにしましょう。理解してもらうことばかり考えず、相手を理解するように心がけてください。

ツイートが行われた背景や状況を考慮しましょう。ツイートは、ごく短い一言です。言葉が足りないこともあります。ツイートが何かおかしい、そのユーザーらしくないと感じたら、冷静になってそのツイートが行われた状況を考えてみましょう。攻撃的なツイートやひどい暴言のツイートに驚いたときでも、その背景となる会話全体を読めば、納得できることもあります。

他人の意見を尊重しましょう。すべてのTwitterユーザーは、自分の意見を表明する権利があります。Twitterユーザーは何億人も存在するので、意見の違いは避けられません。健全な範囲であれば、意見の違いについて議論するのはかまいません。しかし議論がエスカレートして言い争いになったら、たいていは切り上げるのが一番です。それでも相手がやめない場合は、ミュートやブロックなどのツールを使用して状況をコントロールしましょう。

他のアカウントのミュート。ミュートは、相手をブロックすることなく、迷惑なアカウントに穏やかに対処する方法です。この機能は、特に、特定のユーザーがあなたに興味のないツイートを頻繁に投稿する場合に便利です。たとえば、お気に入りのチームが惨敗した試合について何度もツイートするユーザーにうんざりした場合は、そのアカウントをミュートするだけで問題が解決します。アカウントをミュートしても、ミュートされたことはそのアカウントにはわかりません。後で気が変わったら、いつでもミュートを解除することができます。

他のアカウントのブロック。ブロックは、自分がフォローしているアカウントや、フォローされているアカウントとの関わりを断つ方法です。たとえば、迷惑なコメントを頻繁にツイートするユーザーがいて、そのユーザーにはあなたのタイムラインを表示させたくないし、あなたへのメッセージの送信や画像でのあなたのタグ付け、返信も禁止したい、@ツイートがあっても [通知] タブに表示したくないという場合は、ブロックを使用します。ブロックは、相手のアカウントとのあらゆる方法でのやり取りを遮断します (ただし検索は例外です)。ブロックは関わりたくないアカウントに対処する確実な方法であり、いつでも解除できます。

以下では、上記のTwitter固有のアドバイス以外の、いじめに関する一般的な知識と対処方法をご紹介します。

いじめている側は、通常、いじめを自覚していません。実際、知らない者同士の争いよりも、友達同士の嫌がらせの方が一般的です。 ほとんどの場合、いじめは相手を支配し、優位に立ちたいという気持ちの表れです。 言い換えれば、多くの場合、いじめる側も良い気分ではありません。

オンラインでのいじめの多くは、現実世界と本質的に同じです。ただしインターネットの登場により、古い手口に新しいツールを利用できるのが以前とは違う点です。そのため、教室とスマートフォンの両方で同時にいじめが進行することがあります。 このようないじめの対象になった場合は、上で説明した方法で対処するだけでなく、家族や学校の先生など、事態への対処をサポートできる信頼のおける大人に相談してください。

安全な空間づくりに協力しましょう。どのような場合でも、オンラインでの攻撃的な行為の対象になるのはつらいことです。 誰かがそのような攻撃的な行為を受けていることに気付いたら、見て見ぬふりをしないでください。 ここで学んだTwitterのポリシーや嫌がらせに対処する機能を知らせて、救いの手を差し伸べてください。 適切であれば、事態への対処をサポートできる信頼のおける大人に相談するようアドバイスしてください。また、他のユーザーの代わりに攻撃的な行為や嫌がらせを報告することもできます。

専門家に相談しましょう。 いじめや嫌がらせ、プライバシー違反など、オンライン上で身を守ることを専門に管理している組織に相談するのも1つの方法です。 このような組織のリストについては、Twitterの組織一覧のページをご覧ください。