ファミ通最新号に掲載されている、山本さほ先生の『無慈悲な8bit』が、あまりにもグッときたので、先生に許可いただいて、ここで全部お見せします。ふだん、こんなこと絶対しないのですが、今回だけは特別。やっぱり、基本的に、ゲームの話は笑いながら楽しくしたいですよね! pic.twitter.com/ZH2hg7cC1N
— 林克彦@ファミ通 (@Famitsu_Hayashi) 2017年2月2日
山本さほ先生の叫びはよく分かる。
分かると同時に、これはゲームに限らず表現活動を仕事にする人間は「作ったものをどう評価されても、それを妨げることは出来ない」というのが宿命であるというのも、また事実なのだ。— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2017年2月2日
これはF藤子先生が、エスパー魔美の中で分かりやすく教えて下さってる。
先生がこの1ページを描かれた意味を、僕らは何度も何度も問いかける。 pic.twitter.com/94soWVwFYb
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2017年2月2日
なお、藤子F先生のこの回のエスパー魔美は、紹介したページがあまりにも有名なのだが、本来は「このエピソード全部」が、最初から最後までF先生の作家魂に溢れている。
怖い本音、避けられない現実。
それを全部認めた上で、作り手と批評する側はどの未来へ向かうのか。
是非読んで欲しい。— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2017年2月2日
エスパー魔美の漫画が発表されたのは1978年頃。
つまり、今から約40年前だ。この時代の批評家は、公式の場で、自分の名で批評する。
つまり、批評する側にもそれなりの責任と知性、知能が問われる。
これが今のインターネット社会と決定的に違う。
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2017年2月2日
昔も今も、皆が作品に対し好きな感想を持つのは変わらない。
だが今は、匿名で世界中に発信され、それがカタチとして残る。
そこには知性、知能、責任が感じられないものも多数含まれる。
これを全部真に受けてたら
作り手は精神がボロボロになってしまう。— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2017年2月2日
だから、どこかで割り切らないとね。
何を送り出しても、必ず否定する人はいるから。
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2017年2月2日