ビリー・ワイルダー監督がアカデミー賞を受賞したときのスピーチが忘れられない。「ナチスから逃れてアメリカへ渡った。入管で係員が"祖国での仕事は?"と訊ねた。映画の脚本を書いて生活していたと答えた。すると彼は、まるで品定めをするかのように椅子に腰掛けた私の周りを無言で歩いた。(続く
— ビビ山ビビの介 (@6i6i6i3) 2017年1月29日
(続き) 「沈黙の時間が続いた。私は汗でびっしょりだった。ああ、きっとビザは下りないのだろう。また逃げてきたあの場所へ戻ることになるんだろう。すると係官が "いい映画を作れよ" と言って、パスポートにポンとハンコを押してくれたおかげで、この場に居るのです」こういったスピーチだった
— ビビ山ビビの介 (@6i6i6i3) 2017年1月29日
ビリー・ワイルダーは50年以上映画に関わり、60本もの作品に携わった