花粉症は、「なった!花粉来た!」からでは、もう症状を抑え込むしか手立てがなくなるので、1日も早く対策して、花粉に強くなる体づくりをしましょう!
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
中医学で花粉症は、体表を巡り防衛しているエネルギーである「衛気(えき)」が足りず、花粉から体を護れていない状態と考えます。
なので、衛気が充実した体作りをすることが、花粉症症状を軽減したり、花粉に強くなることに繋がります。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
衛気は飲食物から胃腸で作られます。そしてそれをコントロールしているのは、五臓の「肺」です。
胃腸で作られた衛気が体表や粘膜を巡回し、外からくる外敵(この場合は花粉)の侵入を防いでくれています。
なので、「食べるもの」、「胃腸」、「肺」の状態が花粉症対策では重要です。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
胃腸や肺を弱らせてしまうものは、花粉症状を悪化させるものと考えることができます。
ちなみに、脾胃は、冷たいもの、ドロドロしたもの、多量の甘いものなどに弱く、肺は、たくさんの辛いもの、乾燥、熱を嫌うので、それらの特長を持つ飲食物は控えるほうがよいといえます。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
ちなみに、花粉症は西洋医学では、免疫の過剰反応と考えられています。外敵(花粉)を追い出そうとする鼻水や涙、くしゃみが過剰に出てしまっている状態です。
一つの敵に対して、一つの攻撃で済むはずなのに、総攻撃をかけている状態で、免疫の指揮系統がバカになっている状態です。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
花粉症は免疫が弱くなっているわけではなく、過剰反応というとこがポイント。過剰に反応させない様にすることが肝心です。
体内に、炎症症状を起こすような異物が多くなると、鼻水くしゃみ、涙などの粘膜の炎症が強くなると考えられます。という事は辛いものとか、肉類とかは控えるほうがよいですね
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
花粉症症状を中医学的には、二つに分けて考えます。
だらだらと水っぽい多量の鼻水や涙、これは冷えが元になっていることが多いので、温めて水を止める処方や対策を行います。
反対に目が真っ赤になったり、痒くなるのは、「熱」の症状なので、清熱と言って熱をとる漢方や食材で対処します。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
因みに、鼻水だと、水っぽいのは冷え、色がついてたり、濃い色がついている鼻水は熱です。
これは花粉症に限らずカゼの時や鼻炎など鼻水全般にいえることです。
また、痰も、オリモノも、分泌物に色がついたり匂いがするのは「熱」のトラブルと中医学では考えます。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
花粉症対策には、「衛気」という花粉から体をバリアのように守るエネルギーが必要なんですが。衛気を補い、体力をつける食材は、大豆製品、インゲンマメ、白きくらげ、白ごま、クコの実、ナツメ、かれい、グリーンピース、米、もち米などです。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
花粉症対策には「衛気」を充実させることが大事なんですが、アトピーや湿疹、蕁麻疹がある方で、熱がこもっているような赤い状態の方がこの対策をすると、一気に悪化する場合があるので、そういう方は専門家のアドバイスを仰いでください。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
【冬から始める花粉症対策】
頭重、体が重い、痰や鼻水が多い、むくみ、食欲不振の方は、余分な水分や汚れが溜まっている「湿」タイプ。
冷たいもの、過剰水分を避け、余分な水分を取り除く、ハトムギ、しそ、どくだみ、冬瓜、きゅうり(できれば加熱して)などを。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
【冬から始める花粉症対策】
普段から鼻が不調な人はこの時期悪化しやすいですね。粘り気のある鼻水鼻づまり、喉の渇き・痛み、目の充血・痒み、皮膚の痒みなどは熱タイプ。
熱を冷まし体をすっきりさせる、ミント、菊花茶、こぶし茶、ごぼう、セロリ、きゅうり、クレソン、筍などがオススメ。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
【冬から始める花粉症対策】
透明で水っぽい鼻水・鼻づまり、くしゃみ、寒気、喉の痒み、頭痛、舌の苔が白いなどは冷えタイプ。入浴、服装に気をつけ体を温めて、ネギ、生姜、三つ葉、大葉、春菊、シナモン、パクチー、こぶし茶などを。
小青竜湯が合うのはこのタイプ
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
【冬から始める花粉症対策】
胃腸が弱っていると、体内にドロドロとした不要なものが残ってしまい、鼻水、鼻づまり、頭重感が悪化します。
肌の食養生でも書いた、肥甘厚味、生冷食、食品添加物を極力避けて、火を通した野菜をたっぷり摂り、胃腸を元気な状態に保つことが何より大切です。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日
【冬から始める花粉症対策】
基本は動物性たんぱく質と砂糖を減らして、火を通した野菜たっぷりのさっぱり味の食事をつづけること。乳酸菌摂りたい人は、発酵食品がオススメ。
日本人の体に一番身近な発酵食品はお漬物、味噌、醤油など。ヨーグルトは冷えや浮腫み鼻水ダラダラには良くない。
— 漢方のミドリ薬品 (@PandaKanpo) 2017年1月19日