佐川急便 身代わり出頭、33件62人を摘発


東京営業所では25年12月から昨年7月の間、48件の駐車違反があり、約7割にあたる33件で身代わりが行われていた。摘発された62人のうち、37人が派遣社員を含む同社関係者で、残りは知人や家族だった。
同営業所では違反の取り締まりを受けると運転業務をしない「下車勤」となることが通例だった。62人のうち4人が事件当時係長という立場で、「下車勤になると係の仕事が回らなくなる」「係の評価を下げたくなかった」などと説明している。