小林正観『心に響いた珠玉のことば』KKベストセラーズより
《裁く者は裁かれる 裁かない者は裁かれない 許す者は許される 許さない者は許されない》 (キリストのことば)
私は49歳のときにこんなことばを思いついて、 31日カレンダーのとある1日の中に書いています。
「投げかけたものが返ってくる。 投げかけないものは返らない。 愛すれば愛される。 愛さなければ愛されない。 嫌えば嫌われる。 嫌わなければ嫌われない」
投げかけたものが返ってくるというのが、 宇宙の大法則であるということに、 私は49年かけてやっと気がつきました。
笑顔をずっと周りの人に投げかけていれば、 いつの間にか自分の未来が笑顔に囲まれるのです。
そして、不機嫌をずっと投げかけていれば、 いつの間にか不機嫌に囲まれるのです。
投げかけたものが返ってくる。
投げかけないものは返らない。
そういう事実に気がついたのでした。
キリストはなんと20何歳の若さでこのことに気がついていたよう です。
「裁く者は裁かれる。 裁かない者は裁かれない。 許す者は許される。 許さない者は許されない」
このことがわかれば、自分の損得勘定として、 人を裁かないほうがよさそうだということに気がつきます。
人を許したほうが得策であるということにも気がつきます。
そして、思いやりのある言動をとること、笑うこと、 感謝することを、試してみたくなるでしょう。
こんな短いことばで、人生の非常に重要な部分を、 すでに2000年も前にキリストは言い当てていたのです。
http://ameblo.jp/hiroo117より
投げかけたものが返ってくる…
人にイジワルをすれば、人からイジワルされる。
人の悪口を言えば、人から悪口を言われる。
いつも非難したり怒ったりしていれば、 非難したり怒ったりする人たちに囲まれる。
いつもニコニコしていれば、ニコニコする人たちに囲まれる。
まわりに「ありがとう」といつも言っていれば、「ありがとう」 という人たちに囲まれる。
いつもまわりに感謝していれば、感謝多き人たちに囲まれる。
「裁く者は裁かれる」
聖書の中にこんなエピソードがある。
罪を犯して民衆から石打ちの刑にされそうになっていた女性を助け る場面だ。
イエスは民衆に向かって、
「あなたがの中で、 ただの一度も罪を犯したことのない者がいたら、 順番にこの女に石を投るがいい」
すると、民衆は、年長者から順に、一人去り、二人去り、 やがてイエスを残して全員がその場を去った。
一人残ったイエスも、「もう決して罪を犯してはならない」 と言い残してたち去ったという。
「投げかけたものが返ってくる」
いつもニコニコと笑顔で、機嫌よく毎日を暮らしたい。