「聞きたくないこと」の中に学びがある

占い師さんやカウンセラーさんの中には、相談者の耳に心地いいことばかり言う人がいます

でも、私は相談を受けたとき、その人の悪いところをハッキリと指摘します

指摘した上で、「それを改善してくださいね」と、強くお願いするのです

どうしてかと言えば、その人の守護霊さんから
「この人のこういう部分は直さないといけません。ハッキリと本人に伝えてください」と言われるからです

実際、欠点が直らないうちは、願いが実現するような『いい未来』が見えないことは多くあります

確かに自分の欠点に目をつぶって
「でも、私にはこんな長所がある。短所を気にするより、長所を伸ばしていけばいいじゃないか」と開き直ってしまうと、気持ちがいいのです

欠点を直すための面倒くさい努力もしなくていいし、失敗したことも、いずれ気にならなくなります

でも、そうやって生きてきて、振り返ってみれば同じような失敗を何度も繰り返している…という方は、案外と多いのではありませんか?

それは当然なのです

なぜなら、幸せになろうとする際に、いつも足を引っ張る自分の欠点が、ずっと改善されないままになっているからです

「それも自分らしくて、いいじゃないか」なんて、とんでもありません!

守護霊さんは「あなたらしさ」が多少、変わってしまっても構わないから、その代わり、あなたにもっともっと幸せになってほしいと願っています

だから「欠点を直すように」というメッセージを何度も送ってきているのです

私たちはそのことを、よく認識しなければいけません

じつは守護霊さんだけではなく、パートナーや、親友、家族なども
「そのクセ、直したほうがいいよ」
「お前のそういうところが気に食わないんだよな」
「その性格が可愛くないんだよね」
といった表現で、自分の欠点をたびたび指摘してくれているものです

でも、私たちは、いつもそれを無視してしまうのです

なぜなら、当人もわかっていて、認めたくないことだから

わかっていて直せないことだから、指摘されると腹が立つのです

でも、それではダメなんです

素直に改善しなければ、何も変わりません

じつはこうした指摘も、守護霊さんが一生懸命に工夫し、誰かの声を通してあなたに聞かせていることもあります

イヤな相手の言葉と考えずに、「ああ、守護霊さんが私に聞かせたがっていることなんだな」と受け止めてしまえばいいのです

そうすれば、周りの人に対する考えも変わっていくでしょう

その気になれば、いくらでも欠点は直せます

でも、自分がその気にならなければ、何も始まらない

だから「欠点を直そう」と誓わなくてはいけません

欠点を認識したら、それをノートにも書きとめ、「直そう」と誓いましょう

そうすれば守護霊さんも喜んで、あなたの成長に手を貸してくれるはずです