キシリトールは人間にとって問題ありませんが、犬にとっては致命的な毒になることが科学的に証明されました。
アメリカ食品医薬品局(FDA)が犬にキシリトールを与えないよう警告。
キシリトールを含んだ物を犬が食べると急激にインスリンの数値が上昇し、血糖値が致命的なまでに下がってしまいます。
1度キシリトールを含む物を食べてしまうと、嘔吐、ぐらつき、発作などが起き、最悪の場合死に至ります。
これらの症状はとても深刻に、そして1日のうちに現れます。
FDAが警告を出す前からすでに獣医たちがこのペットに関する危険性については注意喚起していましたが、今回初めて公式勧告が出されたことによって、この危険性が世界中でもっと広く周知されることになります。
キシリトールは最近本当に色々な食べ物で使われるようになったので、犬用ではないキシリトールを含んだ食べ物がなんらかの形で犬の口に入ってしまう可能性もあります。
飼い主の皆さん、食べさせてはいけないものが多くて大変だと思いますが、命に関わることなのでお気をつけください。
危険度高
キシリトール
ネギ類 (玉葱、長ネギ、ニラなど )
カカオ類 (チョコレート、 ココア)
人間用の医薬品・ 栄養補助食品・ サプリメント
レーズン、ブドウ
アボカド
マカデミアナッツ
危険度中
ニンニク、ガーリックパウダー、ガーリックオイル
アワビ、トリガイ、 サザエ、トコブシ
スルメ
豚肉(生)
硬い骨 (鶏、鯛の骨)
アルコール
カフェイン
キノコ (主に野生のキノコ)
イーストのパン (生の場合)
"何故キシリトールは犬に危険で人には危険でないのか?
犬も人も血糖のコントロールは膵臓からインスリンが放出されることによる。ヒトではキシリトールは膵臓からのインスリン放出を刺激しないが犬は違う。犬はキシリトールを食べるとより速やかに吸収されて膵臓から強烈なインスリン放出が"⇒— うさぎ林檎@SN式神 (@usg_ringo) 2016年5月13日
"おこる。このような急速なインスリンの放出は急激な血糖低下をもたらす(低血糖)。キシリトールを食べてから10-60分でおこる。治療しないとこの低血糖は命に関わる。
症状
犬のキシリトール中毒の症状は血糖低下による活動量の低下、衰弱、ふらつき、協調運動失調、昏倒、発作や"⇒— うさぎ林檎@SN式神 (@usg_ringo) 2016年5月13日
"嘔吐などがある。もしキシリトールを食べたと思ったら、かかりつけの獣医や救急動物病院に直ちに連れて行くように。
(ネコの飼い主への注記:ネコのキシリトール中毒は記録されていない。少なくとも一部は彼らが甘いものを好きでないため、あまりないようである)"⇒— うさぎ林檎@SN式神 (@usg_ringo) 2016年5月13日