どうして女は記念日を覚えているのに、男は忘れるのか?

彼氏持ちの女の子が「イベントを大事にしてくれない」と不満げにこぼしているのを聞かされることが一時期よくあった。

イベントとは

「付き合った記念日」
「誕生日」
「クリスマス」から
「非日常系の背伸びデート」までのこと。

その度に「いや-、○○ちゃんのこと、好きは好きでしよ~」とフォローするのが定番になっていたのだけど、たしかにまわりを見渡して男でイベントを大事にできている奴は少ない。

俺自身、わりとそうだ。

自分は女性に対して比較的マメなほうで、付き合いが長くなった彼女とも毎日メールのやり取りを楽しんでいる。

だけど、イベントに関しては”ナァナァ”だったり、”ドタバタ”だったりすることが多い。

一般的に女性はイベントを楽しみにするらしく、

彼氏が盛り上げてくれると「大事にしてもらえている」と感じたり、

友人に対してその喜びを共有(ウザくない程度に自慢)したり、

そもそもイベント性自体を楽しむノリがあるじゃないですか。

ここ数年のハローウィンの仮装とかさ。

反面、男性のテンションは上がってんだかないんだか意味不明なあの微妙なノリ。

そりゃ女の子、キレるわ(笑)

理由はよく分からないんだけど、男性ってイベント自体にワクワクする価値観を持っている人が少ないんだよね。

ちゃんと頑張る人、頑張るときのモチベーションは「彼女が喜んでくれるから」の一点だけ。

自分の内発的な動機(俺が楽しい!)はすごく小さい。

ここに男性と女性のイベントに対する捉え方の違いがあるし、一緒に楽しみを共有できない原因があるんじゃないかしら。

というわけで、イベントのタイミングで「こんな感じで接してくれたら嬉しい」を男目線から書かせていただきたい。

①イベントを思い出させて!

男はイベントを忘れている・・・・・・は言いすぎだけど、「そろそろ彼女の誕生日だな-」と思いつつも、異常に腰が重いので直前になって本気を出すんだよね。

つまり「明日やります」のくり返し。

バッチリの段取りを組んで当日を迎えることができたら、彼女が喜んでくれるのは男性もみんな分かっている。

が、できない。

そして段取りが間に合わずにナァナァコースに。

悪気はなくても、許されないですよね。

すいません。

そう、物理的に間に合わなくなってしまう。

ですので、リマインドいただけないでしょうか?

社会人として培ったスケジュール管理能力で、彼氏にプッシュ通知してくださるとこれ幸いでございます。

最低でも1回は週末をはさむタイミングであれば、プレゼントの準備もできます。ディナーの予約もバッチリでございます。

「ちゃんと準備しろよ、このヤロー?」という静かなプレッシャーをいただけますでしようか。

さらっと言っただけでピンとくる彼氏ならばそれで動くだろうし、ダメならば

「せっかくなら一緒にどこかに行けると嬉しいな」

というニュアンスでやんわり伝えてみてあげてください。

男性の「彼女を喜ばせてあげられる俺」心をくすぐりまくってあげてくださいな。

②ワクワク感の誘導

男の本音は「直前まで気乗りしてなかったけど、行ってみたら意外に楽しかった」だったりする。

イベントへの事前の期待感は小さいけど、当日になったらまんざらでもない、みたいな。

これは断言するけど、

「イベントに気合いを入れてのぞまない」=「あなたへの気持ちが小さい」

ということではない。

単純にイベントに対するリアリティが低いのが理由なのだ。

隣で喜んでいる彼女の顔をイマイチ想像できていないと言える。

ですので、ワクワク感を煽っていただけないでしょうか?

行ったことがないスポットへ!

美味しそうな店に!

ネタはなんでもいいけれど、イベントをダシに

「2人で楽しいことができる」

という感情を煽れば、

「おっ。それいいね!」

と彼氏も前向きになると思われます。

イベント自体のモチベーションが高まれば、当然彼女の喜ぶ顔は見たいわけだから、そこに繋がる動きを自然ととっていくはずでございます。

この問題は「頑張れない男性がイケてない」の1点に尽きるんだけど、女性におさえてほしいのは自発的にバッチリとイベントをキメられる男性は少ないという事実だ。

だから、そこを基準にすると「おい、コラ!」となるんだと思う。

男が意識を変える必要はまちがいなくあるのだけど、女性側からできることの1つとして、先述の2つを押さえて、彼氏をうまく誘導してやってほしいな。