子育てにイライラはつきものです。
お母さんが人間である以上、怒りもすれば、イライラもします。
それをもし「私はダメなお母さんだ」と思っている方がいたら、ぜひ「私は頑張りすぎているお母さんだ」と自分への声かけを変換してみてください。
「お母さん」というのは世界一同業者の多いお仕事です。
24時間年中無休の無報酬で、何十年も働き続ける間、何もメンテナンスせずに「愛情」というものが「お母さん」という生き物からは 温泉の湯水のように、こんこんと毎日無限に湧き上げるだろう、というのは残念ながらパパ達の幻想のようです。
時に、気の休まる暇のない、心配事の尽きない「凹凸さん」育児の場合や、お母さん自身にちょっぴり凹凸傾向がある場合、今無事に生きていることすら奇跡的だと思えます。
疲れれば、誰だってイライラしたり、ネガティブになります。
私も、そんな時に天使のような子供達に、あんなことやこんなことをされると、時に可愛く思えなかったり、優しくできなかったりすることもあります。
よく「母は大地」と言われますが、大地から際限なく水を取り続けたらいずれ枯渇します。
そこで、あくまで「私はこうしています」という一例に過ぎませんが「しんどいな」と思ったらしていることです。
どこかの頑張り屋さんのお母さんの参考になりましたら、幸いです。
私は、母性や愛情がスッカスカに枯れたように感じるのは、一生懸命あれもこれも、とっても頑張りすぎているから、私の身体や心から「もっと自分を大事にしてね」というサインが出ていると受け取っています。
育児を頑張りすぎている時の対処法
1 家事の手を抜く(優先順位をつける、OKラインを下げる)
2 子供から離れて休む、息抜きする
3 子供をぷにぷにする、ジッと見つめる、においをかぐ、体温を感じる
4 お赤ちゃんの時の写真を見る イメージする、子どもの笑い声の録音を聴く
5 気持ちを外に吐き出す(グチを話す、書く)
6 人に優しくしてもらう(有料可。美容院・マッサージ等)
7 人に頼んで休む(保育・家事代行・宅配サービスの活用)
8 プロに相談する カウンセリングを受ける
9 医療機関の受診(婦人科、心療内科)
10「助けて」と言う