子どもに自信を持ってもらうためには、お母さんの愛情をいつも伝え続けるのが一番大事なことだと実感しています。
ですが、それを子どもに伝えるための「愛情の表現力」を充分持っているかどうかは、親自身の凹凸や経験によって、大きな個人差があると思います。
私も引っ込み思案で、愛情表現力の奥ゆかしいお母さんでした。
「愛情表現の不器用なママ」と「愛情の受け取りの不器用な子」の組み合わせだと、もともと持っている愛情がたと100%であったとしても、親が50%しか表現できず、子が50%しか受け取れないとすれば、結果は4分の1の25%しか伝わりません。
さらにうちは兄弟妹で三等分になって、8~9%くらいしか長男には伝わっていなかったのです。
でも、大丈夫です。
「愛情の表現力」は後からいくらでも、学んで身に付けることができます!
持って生まれた体質の凹凸は決して「親の育児のせい」なのではありません。
しかし、子供がこの世界を信じられるかどうかは、お母さんの「たった一言」が、しっかり伝わっているかどうかにかかっていると、私は思います。
もしも、まだお子さんにお母さんの「大好き!」があんまり伝わっていなかったとしたら、一日でも一秒でも早く、その子に分かるように伝えてあげると、もともとの発達の凹凸のある・なしやその強さにかかわらず、そこからお子さんの本当の成長が始まります。
そしてそれは、私ぐらいの年齢になったお子さんでも、同じだと思います。