口ベタでも上手くいく人は、コレをやっている

jinmyaku

大切なお客様に会うときにお土産を持っていくことがあります

何かを「GIVE」することは、相手が喜忌最高のコミュニケーションツール

積極的な「GIVE」を心掛けることは、コミュニケーションを円滑にします

なぜ、「GIVE」がいいのか

人は何かをしてもらうと、「お返しをしなくては」という感情を持ちます

「返報性の原理」と言って、マーケティングなどでも大切にされている考え方です

たとえば、スーパーで試食をすると「あっ、食べたのだから買わなくちゃ」とつい買ってしまいます

みなさんも心当たりがあるでしょう

自分からどんどん先にGIVEすると、相手から必ず返ってきます

もちろん、自分から見返りを求めてはいけません

「GIVE」するときは、相手が欲するものをあげるのが一番いいでしょう

よくサプライズを意識して、自分の価値観で選んだものを贈る人がいますが、聞けるようであれば、希望や好みを聞いた上でギフトを贈ったほうが喜んでもらえるものです

もし、それがわからないときは、印象に残るようなギフトがいいでしょう

たとえば、自分が尊敬するリーダーの名言をフレームに入れて渡したり、誕生年のワインを渡したり、自分なりに工夫します

もちろん、ものだけじゃなくて、相手が欲する「情報」でも喜ばれます

大切な取引先へのギフトは何がいいか

人を紹介することです

できるだけ、その人に役立つ人を引き合わせるのです

私はVIPへの一番のギフトとして、VIPを紹介することを意識しています

ですから、VIPを接待する際には、VIPを別のVIPとうまくマッチングさせることを考えます

VIPはいつも、自分の目的に合う仲間や、自分のビジネスにつながる関係を築きたがっているからです

VIP同士をつなぐことで、自分の存在感をアピールできますし、VIP同士のコミュニケーションが盛り上がれば、紹介した自分はキーパーソンのような存在になれます

2人が一緒に何かをするときは、自分にも声がかかるようになるのです

VIPが、「今日のディナーではいい人脈ができた」と感じれば、今度は別のVIPを連れてきてくれることもあります

VIPの接待では、必ず彼らのメリットにどうつなげていけるかということを意識しています

複雑に考えることではなく、非常にシンプルなことです

たとえば、以前、インドと日本をつなぐビジネスサミットがあったときに、あるインドの財閥が日本のVIPたちが集まる会に来ていました

そこには、日本の大手自動車メーカーの会長もいらしていました

私は彼の顔を知っていたので、インドの財閥たちに紹介しました

財閥たちは、「あなたのおかげで一流企業の会長と知り合えた」と感激し
「日本とのネットワークだったらあの人だ」と信頼してもらえるようになったのです

「VIPを自分のファンにする」というくらいの心掛けを持ちたいものです