この問題は皆さんにも起こり得る危険だと思いますので、少しシェアしておきたいと思います。ことの発端は昨夜突然、スマホ番号で送れるSMSに弁護士事務所から「受任通知を送付したので、届き次第確認せよ」というメッセージが届きました。(1/10) https://t.co/yiXYyYDV0B
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
当然、偽物だと思い、番号を検索するとどうやら本物らしい。しかも、同様のケースがあるらしく、弁護士事務所を検索すると類似事例がたくさんヒットします。その弁護士事務所は債務の回収を業務としているようなので、何か未払いがあるかと記憶をたどっても覚えがない。そこで(2/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
過去のSMSを遡ると、某決済代行業者から怪しさ満点の支払請求メッセージが来ていました。その決済システム自体利用した経験がないので、迷惑メールかと放置していたのですが、そこも改めて検索すると実在のシステムらしい。僕が知らないだけで、有名な会社だそうで。時系列に怪しいメッセージと(3/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
不可解な着信記録を整理すると、どうやら第3者がその決済システムを使って通販を行ったものの、請求を無視しているため、連絡先となっていた僕のスマホに督促を送っていたらしいということがわかってきました。(4/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
ここまでわかった時点で深夜だったので、翌日、家族の勧めで警察に相談、親身に対応していただき、消費者センターにもしっかりとつないでいただきました。その足で消費者センターに行くと、担当者が某決済代行業者に確認、第3者と自分がまったく別人であることを確認してくれました。(5/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
そのまま、弁護士事務所にも別人であることを確認していただき、今後は僕の電話番号に連絡しないことを確認していただきました。ここまでが事の顛末。(6/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
で、ここからが今回の教訓ですが、次のことが大事だと思います。1)金銭的な問題がありそうなメール、メッセージは保存&そのまま警察か消費者センターに持ち込むこと。2)怪しげなメール、メッセージは削除しないで保存しておくこと、です。(7/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
まず、自分で対処しようとしない方がいいと思います。冷静さを欠いている状態でむやみに連絡などをとろうとすると却って詐欺集団に追加情報を渡すようなリスクがあるからです。そして、警察や消費者センターに相談することで、記録が残ります。解決の手順を導いてくれます。(8/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
やはり「餅は餅屋」なのです。プロの助言をすぐに求めるのが大事。さらに怖いことにはネットで対処法を検索すると別の怪しげな弁護士事務所が「放置しないで、我々に相談を。債務減額などのお手伝いをします」という正義の味方のフリをしたサイトなども出てくる始末です。(9/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
今回は、電話番号だけを悪用されていたので、この段階で終わりましたが、氏名や住所も利用されていたら、もっと深刻にややこしくなったと思います。個人情報を完全に守るというのは難しい世の中なので、せめて対処法だけでも頭に入れておくと冷静に対応できるかなと思いシェアしました。終わり(10/10)
— オムライスさん (@h3iwamot) August 23, 2022
多くの方々に関心を持っていただいたようなので、追記すると、今回の件、実は自分も迷惑かける側になる可能性もあると思っています。例えば、決済代行サービスやクレカを利用する際、最初の手続きで記入した電話番号から変えてしまったときに、変更手続きをしていないと、新たにその電話番号を使った人
— オムライスさん (@h3iwamot) August 24, 2022
に会社から連絡が行ってしまう可能性がある。支払延滞などのしくじりがなければ問題ないが、仮に自分が急死したとき定期購入やサブスクの支払が滞り、新たに古い電話番号を利用し始めた人にその督促が行ってしまうというケースです。変更はちゃんとしなきゃとも感じました。
— オムライスさん (@h3iwamot) August 24, 2022