読書の価値だとか意味の話がTwitterで盛り上がるたびに、思い出す話がある。作家の北方謙三さんが『試みの地平線』という伝説的な人生相談企画で、「死にたい」という若者からの手紙に応えた回だ。「本を100冊読め」と北方先生は答えた。「本に死にたい気持ちを覆す力はない。けれど時間は稼げる」と。
— たられば (@tarareba722) December 13, 2021
「100冊読んで、それでもきみがまだ死にたいと思っているのであれば、またここに手紙をくれ。」と書かれていた。
読んで、なんだか涙が出てきて、自分も誰かの、名も知られない誰かの時間を稼ぐことが出来ればと、本を作る職業に就こうと思ったキッカケのひとつになった。— たられば (@tarareba722) December 13, 2021
昔どうしても仕事に行きたくない辛い時に通勤の電車で好きな本を読むことに励まされながら頑張れた時期がある。
出来もしないのにこのままホームから….と想像したこともある。でも好きな本の続きを読む為に電車に乗った。
本とか音楽とかゲームの価値は人それぞれだと思うけど、— カクレテキョウモ (@halunakinoneko) December 14, 2021
『好き』がある人間は強い。
— カクレテキョウモ (@halunakinoneko) December 14, 2021
読書ってジャンルに関わらず他者の生き様や価値観、人生観が見えて考えさせられるから氏の話されてることには納得
100冊あれば著者が偏ったとしても数十人の人生観に触れられるし、小説であれば人数はもっと増える
素敵な提案だな…— 美園(Misono) (@Misono1569424) December 14, 2021
懐かしい。
ホットドッグプレスで連載をしていましたね。
今思えば北方謙三さんは
若造共の悩みや相談、生意気な便りにも真摯に対応されていました??— YAMATO (@NL77nZnpmHsDjO8) December 14, 2021
心がどーしても動かなくなる時がある。にっちもさっちもいかなくて、どーしようもない気持ちにかられると、本屋に行く。
ふと目にとまる、手にとる本で、新しい感覚を発掘できたり、
またどうありたいのか…自分を理解できる。本とは私にとって、大切なセーフティネットであり羅針盤…かな。— miki-kou (@mikika_kou) December 14, 2021
実際に死ぬのは今日じゃなくて、明日でもいいはずです。「やるけど、今日じゃなくて明日」という考えで毎日過ごしていくなかで、君の中の生きにくさが、減っていく日が来るかもしれません。松本俊彦・岩室紳也・古川潤哉編「中高生からのライフ&セックスサバイバルガイドうつになっても大丈夫」より
— ミルキー☆いちぢく (@quassia88) December 14, 2021
「死にゆく子どもに、文学は何が出来るか?」って問いに「私の本ならトドメを刺せる」と答えた筒井康隆御大も大好きです。
— 異形 (@igyou_) December 14, 2021
ま、全く同感です…
その人生相談は未読ですが、北方先生のご本は愛読してるので、どこかで同じような話を読んで、忘れて、無意識にパクっていたのかもしれませんhttps://t.co/srdrnbpobJ— 諸隈元シュタイン (@moroQma) December 13, 2021
「人間の頭は読んだ本でできていて体は食べたものでできている」
って誰かが言ってた— ハッピーターン (@koiwabe2) December 14, 2021