ところで、北京オリンピック開会式のとき、当直で水道局水運用センターにいたんですよ。
花火が上がった瞬間、都民がみんなトイレへ行かないんで、都内のあらゆる水道圧力センサーが水圧上昇を検知して、使徒に侵入されたみたいにスクリーンが警報で埋め尽くされたのを覚えてる。— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) July 23, 2021
今回の開会式では、どこで水圧が上がるかな?
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) July 23, 2021
「普段はランダムにトイレへ行ってるのに、ある瞬間だけトイレへ行く人が少ない」っていうぼんやりした現象が、マクロに見ると水道の水圧上昇になって可視化されるの面白いよね
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) July 23, 2021
逆に、みんながトイレへ行くときは水圧が下がるんで、サッカーワールドカップのハーフタイムとか試合終了とかのときは水圧がドカンと下がる。なので、テレビを見ながらポンプの回転を上げるコマンドを打つんです。コマンド打ってから水圧が上がるまでタイムラグがあるので。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) July 23, 2021
ちなみに、前にこの話をしたら「水道のポンプって水圧一定になるように制御してるんじゃないの?」と聞かれたことがあるんだけど(鋭い)、複数のポンプ所を並列運転するのに両方を水圧一定制御するとループしちゃうんで、片方は水量一定制御してるんです。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) July 23, 2021
この水量は曜日、天候などによって数パターン用意してあるんだけど、常に監視して手動で微調整を掛けていて、スポーツ中継のようなイレギュラーな大変動があるときはテレビと睨めっこして調整かける。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) July 23, 2021
視聴率の高いテレビ番組がないかとか、引き継ぎ打ち合わせで報告があるw
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) July 23, 2021
そんな影響が!因果律って奥深いですね。
— ゆーこ (@suezo_9999) July 23, 2021