仕事で落語みたいな出来事があったのでSSにしました。 pic.twitter.com/gZXsYZybkp
— ゲムぼく。 (@gamebokusan) May 19, 2021
「室長、ちょっと来たまえ」
「はい、すぐ伺います」
経営戦略室長が社長に呼ばれた。
「全社に発信したあれの投書は来たかね」
「あれと言いますと、目安箱制度でしょうか」
「ああ。社員が私に直接問題提起できる、あの制度だ。あれはわが社のボトムアップ型組織への変革の要だからな」
「まだ0件です」
「なぜだ」
「発信への社員の反応はみな消極的でした」
「そんなはずはない」
「ある社員の声では『結局うちの会社は言い出しっぺがやらされるから、言うだけ損だ』と」
「そんな奴がいるのか」
「『問題提起したいことはあるが、したら自分が責任を負わされる』と予感している社員は、少なくはないようです」
「どうにかならんのか」
「問題提起者と実行責任者を明確に分離させる仕組みを作って、それを全社に明示すべきかと」
「それは確かに。すぐにそうしよう」
「本件、誰が主導しましょうか」
「君だろ。君が言い出したんだから責任持ってやるのが筋だろう」
「そんなやつがいるのか」
1個目の返事の芸術点が高すぎます。— ほくろ (@g82_sleeeeeeeep) May 19, 2021
この後ボトムアップのための問題提起(と、その解決案)を一人最低一つは提出するようにってトップダウンで指示が来るんだよね…
— へるニャー (@momoirorenkon) May 20, 2021
この社長さんは一生理解することができず社員と不毛な対立をする事に時間を費やし気付いたら市場から置いて行かれいく将来まで見えますね
— Tommy (@TomNishikawa) May 20, 2021
この後のセリフ
落語「おあとがよろしいようで」
サンドイッチマン「おめぇ話聞いてたか?」
ここまで再生できた— みたらし だんご (@mtrs_dng0) May 20, 2021