ポンペイ遺跡考古学者の通訳ガイドをする時「亡くなった人の服が焼けてないのはなぜですか?」という質問が一番多かった。400度の熱風を吸い込めば人は即死する。骨の中にコラーゲンが残っていたので人々を襲った高温は400度未満だと判明。コラーゲンは500度以上でゼリー状のゼラチンに変化するからね
— ヴィズマーラ恵子????イタリア在住 (@vismoglie) December 27, 2020
一呼吸で、一瞬で人は死ぬ。脳の髄液や軟組織が激しい高熱によって瞬時に沸騰し頭蓋骨が破裂したものも発見された。それら遺体の上に静かに火山灰が積もっていったので衣服はノーダメージ。火葬されるように肉体が焼けてなくなったわけではないのが火山から10kmほど離れているポンペイの市民。
— ヴィズマーラ恵子????イタリア在住 (@vismoglie) December 27, 2020
ポンペイの市民には噴火後の避難勧告もあったそうだ。紀元前なのにすごいシステム。ポンペイの街を離れ、遠くに逃げるようにと。でも、そこで亡くなって横たわっている人たちは、噴火が一旦治って避難場所から家財や貴重品を取りに戻った人達だったそうだ。泥棒の遺体もあった。なぜ泥棒だとわかるのか
— ヴィズマーラ恵子????イタリア在住 (@vismoglie) December 27, 2020
裕福な家の窓から侵入しようと試みた2人組の男は、窓ガラスを割流のに使ったハンマーが遺体の側にあるから、そして、革のベルトをしているのは奴隷か身分が低い人だからとの学者の解説を通訳している私は激しく感動し、萌えた。
— ヴィズマーラ恵子????イタリア在住 (@vismoglie) December 27, 2020
素晴らしい解説をありがとうございます。
恐らく、その研究者が伝えたかったとこのひとつに「木や木綿などのセルロースが自然着火するのは450℃だ」という情報もあるのだと思います。400℃未満だったために服が燃えずに残ったのだと思います。— やれやれさん。 (@5tnd_osaki) December 28, 2020
ポンペイ遺跡に行ってきたよ、噴火で死んだ人の姿勢を象った石膏像がゴロゴロ転がってたよと言う時「亡くなった人の姿勢が分かるのはなぜですか?」という質問が多かったですhttps://t.co/0pWjjlYOkj
— 諸隈元シュタイン (@moroQma) December 28, 2020
犬や馬の姿にもなったんですよね。昔見ましたhttps://t.co/A6SjbFUQKp
— 諸隈元シュタイン (@moroQma) December 27, 2020