小池都知事が感染予防策として示した「5つの小」の中に「小人数(こにんずう)」というのがあり、SNSで「少人数の間違いだ」と批判する声があります。実は「小人数」も使われるのですが、影響力の大きい論者までが「日本語を壊すな」といった発言をしています。辞書編纂者としては無力感を覚えます。 pic.twitter.com/so7oh9hv2A
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) December 3, 2020
影響力の大きい論者の発言に対しては、「いえ、小人数もありますよ」というリプライもついているのですが、元発言を訂正せず放置している論者もありました。「小人数」が間違いでないと認めることと、予防策の是非を論じることは別です。事実誤認については撤回してもいいのではないでしょうか。
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) December 3, 2020
それにしてもなぜ、と思う。あることばが使われているかどうかを調べるのは簡単なこと。辞書を引けばいいのですから。ネットでも「大辞泉」がすぐ引けます。影響力の大きい論者がことばについて辞書も引かずに論じる世の中にあって、辞書の作り手にできることは何なのか、ちょっと考えてみたいです。
— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) December 3, 2020
同感です、不思議でなりません。私はむしろSNSの普及で、かつては電話で音声で伝えていたような事でも文字で伝えるようになり、文字を起こす機会が日常になりました、それに伴い自分が常用している言葉であっても、その用法は正しいのか、ふと気になり、辞書を引く機会が増えました。
— 額縁作家うめ子 (@UmeBC) December 3, 2020
「小人数」好きです。
横山光輝の三國志で、関羽が荊州で窮地に陥った際、孟達と劉封が援軍を出さなかったことを聞いた劉備が、
「関羽ならば小人数なら小人数なりの戦いができたのに」と嘆いたシーンが思い出されます。少人数よりもうちょい数はあるがけっして多くはない、そんなイメージありです。
— タカハシD (@takahashiD1977) December 4, 2020
こんにちは!
私、声優をやっております。
ある作品の時。台詞で「小人数(こにんずう)」と言ったら「すみません!しょうにんずう…と読んで下さい」と言われたことがあります。— 沢海陽子 (@531ysoumi) December 3, 2020
こういうことって
ツッコむ前に一瞬立ち止まって
自分の知識や認識を
確認したほうがいいんですよね。— 鈴美紅 (@NhrNow) December 3, 2020