四国でお接待受けたお爺さんから涙ながらに言われた印象深い事。土曜日の昼過ぎに田舎の郵便局のATMが閉まってしまった。BJの残金320円。呆然と立ち尽くすBJ。「どうした?そうか。じゃぁ麓のコンビニまで連れて行ってあげよう。」その軽トラ車中での話。→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
→「兄さんは車のお接待は受けない方か?そりゃそうだ。まだ若いしな。でもここら辺に住んでるとな。女の人で道端でうずくまっている人をしょっちゅう見るんじゃ。で、声をかけるだろ?大丈夫か?って。医者に連れて行こうか?って。そしたら『大丈夫です!なんとしてでも自分の足で!』って→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
→きかないんだよ。じゃぁ、もし本当に危険だと判断したらここに連絡よこしなさいってメモ書きを渡すんだよ。でも誰一人として「心配おかけしました。元気になりました」って連絡すらない。俺達は案外お遍路さんの事は気にかけてるんだよ。だから暫くの間モヤモヤとした気分で過ごすんだ→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
→この間は息子が勤めから帰って来て車庫のシャッターを開けたら、知らない男が寝てた。もうお遍路さんですらなさそうな年配の男だったけど、しょうがないから家に泊めたんだよ。そしたら天気だのなんだのって理由をつけてもう一晩もう一晩ってさ。だから手に負えなくなって行政に相談しようとしたら→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
その空気を察したのか次の朝は居なかったわ。金目のものは無事だったけど、居間にあったお菓子が全部なかった。なぁ兄ちゃん。まぁこの場合の乞食遍路はまぁしゃーないわ。でもな?そこら辺にうずくまってるお遍路さんを見て見ぬ振りするわけいかんじゃろ?人として。何の願掛けか知らんけど→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
地元の人達を心配させてやきもきさせてまでやらなきゃいけない願掛けってなんね?願掛け優先でその自分に酔ってるだけちゃうんか?それって煩悩とかそういう問題じゃないやろ?いつまで地元の俺達はそれに付き合わなけりゃならん?なんなら声を掛けてくるスケベジジィと思われてたりするんだぞ?」→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
ハンドルを握る手は震え、目は赤く充血してる。
「ごめんなさい。四国の歴史を考えるとやはり遍路は全体的に地元の人達に甘えていると思います。宗教的な精神性を求めている人達の方がむしろ冒険気分の人達よりタチが悪いのかもしれません。代表して謝ります。ごめんなさい」→— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
考えてみて欲しい。自分達が普通に暮らしてるすぐ隣の敷地に見ず知らずの人間が入れ替わり立ち替わり寝泊まりしてるのだ。そしてその中の何割かはゴミを放置その他マナーなんて最悪なの。他の人達がマナーな良くても関係無いのよ。実際。→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
発心の理由はむしろ劇的じゃなくていい。劇的な程そういう部分が見えなくなってしまうのでは?というのがある。この場合の自分の願掛けの為なら周りは(結果)どうでも良いみたいに。→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
とは言え、こういう地元の方々の話を聞くと、発心の理由やスタイルに差別の感情みたいのが湧いてくる。(スタンプラリーじゃねぇんだぞ?ちゃんと読経納経しろよ。そんなのと俺となんで同じ立場なんだよ?)みたいな。このお爺さんの一件以降、益々その感情は湧き出て来た。
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
四国なんて、お寺にすら行かずに托鉢という名目で小遣いをくれる婆ちゃんを2ヶ月に1回訪問するみたいな乞食も多くいて、俺は何故かそいつらから「霞場荒らしの新人」みたいな扱いを受けたりして??益々荒ぶっていった。→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
なので私が絶対に譲らない
「可能な限り身綺麗に」
「お寺での丁寧な読経」
「野宿の際は近隣にご挨拶」
「退出時は掃除して」は最初はこれらの経験から来る不届き者へのカウンターではあったのだが、最近はそれがルーティン化してきて自分の素晴らしい財産になっている。→
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
本当に全ての人々は観音様であり、俺にいろんな形で教えてくれるんだ。と今は実感出来ている。有難い。文章が長くなっても結論はいつもと同じなのだけれど????
終
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
私は愛媛に住んでいるけど、昔はよくお遍路さんが「食べるもの下さい。泊まらして下さい」って来てたなぁ~うちの母親は「食べるものは、たいしたものないから、これで、食べてください」って、お金を包んでた。当たり前の風景だったなぁ
— がっちゃんママ (@PUKUPUKU3377) October 4, 2020
こんばんは!勘違いしないで頂きたいのは発心の理由なんてなんでも良いんです!??是非挑戦してみて下さい!ただ「真摯な気持ちで近隣に感謝」しながらして頂けると先輩としては嬉しいです??
— BJ遍路 (@enmyoukai) October 4, 2020
四国出身の私の母もお遍路さんにはあまりいい印象を持っていなかったなぁ。
小さい頃、何か欲しがると「くれくれへんど(遍路)みたいにせな((するな)」と言われたわ。※「へんど」は遍路が訛ったもの。
— ずー (@NmaDuQHWfIhJcpX) October 5, 2020
20代の頃遍路中に「通夜堂は泊まっていいか聞くもんじゃない、行ける所迄行くのが遍路。勝手に泊まるものだ」と言われて、そういうものかと延光寺に夜中に着いたとき実行したら翌朝しこたま怒られた事がある。
地元民との軋轢を生む主張をする奴が潜んでいる。— 竜胆 (@theair6) October 5, 2020
心配と
心配りを
知る師国— NutsIn先任曹長 (@McpoNutsin) October 5, 2020
13年前にお遍路で巡った者です
ツイートをお見掛けして当時車で廻ったとは言え優しくお接待してくれた方々に今更ながらお礼を言いたくなりました— ??空門吼八△教団?? (@falnice) October 5, 2020
私は田舎に住んでいますが、都会の方たちはどうも誤解していて「田舎の人は優しい」「田舎の人は鈍いから、少しくらい(例えば駐車)黙って止めていてもいいだろう」みたいなお考えの方が多いように感じます。
いや田舎、都会ではなく、日本人全体がマナーやモラルを忘れて行っているような気がします— ruriruri (@ruriruri2121011) October 5, 2020