これ怖すぎるから私の絵がおかしくなってたら言ってください

『絵がおかしくなっている』

右向きの人物の左目が全部描かれていないのに、私は描いていると思ってたしそう見えてた。
あとものすごく顔が細長く落花生のような輪郭になってたのに、私の目には普通に見えてた。
匿名のコメントから絵がおかしくなっていると指摘されたんだけど、
荒らしに悪口を言われたんだと思ってしまい、ブログで愚痴ってしまった。
それを読んだ投稿者はそれでもキレることなく、
悪口ではなく心配なのだという内容の丁寧なメールをくれた。
その人に言われた通り過去の絵と重ねてみたり、反転させてみたら、
本当に崩れていたし、目は描かれていなかった。

怖くなって病院に行ったら脳の病気が見つかった。
放っといたら半年くらいで死んでいたと言われた。
手術して今は大丈夫だけど、当時の原稿は本当にやばい。
それが普通だと思ってたのが怖かった。

2か月ほど前のある晩に、友人から電話がかかってきた。
『部屋から出られなくなったから助けに来てくれ』との事だった。
何かあったのかどうか聞くと、『出口が分からない、迷った』との事だった
俺は冗談だと思って「何言ってんだ、お前?」と返しても、
すごい真剣な声でお願いされるもんだから、仕方なく友人の住むアパートへ行った。

で、アパートに着き、インターホンを押しても反応が無く、鍵もかかってなかったので、ドアを開けて中に入った。
中は見たところも特に変わったことはない。
「おい来たぞ」と大声で話すと、友人から「助けてくれ」との返事があった。
何か事故でもあったのかと、すぐに部屋の方にいくと、友人が部屋(リビング)の真ん中でポツンと立っていた。
「おい、ふざけんなよな」とちょっと友人に言っても、「本当に出られないんだ」との一点張り。
「何ともねえだろ。外に出てみろよ」と言うと、友人は部屋から出た。
友人の部屋は2LDKで、リビングと寝室が繋がっていて、2つの部屋も玄関に続く渡り廊下からも入れるような作りだ。
友人は玄関の方に向かったと思いきや、いきなり曲がって寝室に入っていって、また、そこからリビングに戻ってきた。
友人は真っ青な顔しながら、また、部屋からでると、またぐるっと回って部屋に戻ってきた。

流石に俺も「お前ふざけてんじゃねえぞ!」とキレ気味で言うと、友人は「本当に分からないんだ」と言ってきかない。
どうやら様子がおかしいので、俺は友人を家から連れ出した。
これはただ事じゃないと思って、どうしようかと悩んで、とりあえず俺の家に泊めることにした。

翌日、会社を休んで、とりあえず友人を病院に連れていった。
診断の結果、脳梗塞とのことだった。
命には別条はないようだが、しばらく入院が必要とのことだった。
脳に異常があると、ああも奇妙な行動を起こすものだと、個人的に怖かった。