子どもの友達のママはシングルマザー。
初めて会ったときからお酒が好きな人…
というよりはお茶を飲むようにサラサラと大量に一気に飲む。
効率よく安く酔える飲み方を工夫していた。
お金が無いから安く早く!
とその頃は笑ってた。
私は内心
「これアカンやつや」
って思いながらもどう伝えるべきか— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
しかも自分も同じような時期があったから気持ちもわかる。
そうかー。
ヤバイ飲み方するなー。
これは依存まっしぐらやなー。
いや、もう両足入ってるか…
って思っていたけれど何も言えないまま子ども同士の付き合いがクラス替えとともに無くなり、その親子とは疎遠になった。
でも、当時は仲良くして— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
いた子ども。
気になる存在だった。
そんな彼が不登校になったと聞いた。
あぁ、やっぱり。
思い当たる節がありすぎる。
一概に不登校の原因を家庭環境に求めるのは違うかも知れないけれど、私にはあのママの飲酒が度を越していることが頭に浮かんだ。そして彼に会う機会があった時に話を聞きたい
— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
そんな風に思っていた時にLINEが来た。
「母が入院するので僕は施設に入ります。お世話になりました。」
びっくり半分やはりという気持ち半分。
それにしても気になり心配なので様子を見に行くことにした。
そうすると、その家のなかは驚くような惨状になっていた…
扉を開けた瞬間鼻を突く異臭
続— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
尿と便の臭い。
そしてそのママさんガリガリに痩せてトイレと玄関の間の空間に横になって動けない。
下半身は紙オムツ。
会話もままならず。
それでも枕元には酒とタバコ。
もう完全に依存症末期だって素人にもわかる。
そこの不登校になってしまった子どもは中2の男の子。
その子がママのオムツを— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
交換していると。
食事は自分で買ってきたり作ったりして、母の世話もしていると。
ちょっと衝撃で何から聞いていいかわからないけどいろいろ聞いてみると
すでに福祉に繋がっている。
そこから入院と施設に行く話が出ているが連休明けになる。
この状態は2週間前からで昨日からさらにひどくなり叫ぶ— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
ようになったと。
突然泣いたりわめいたり。
でも立ち上がる体力もなく床を這いずり回っている彼女は私よりも若い44才。どうしてこうなった?
なんでここまで飲む?
なぜ?なぜ?「アルコール依存症は病気です。本人の意思では酒をやめられません。」
西原理恵子さんのマンガに出てきた言葉。
— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
とにかく子どもが居ていい状態ではない。
ここから離さなければと社会福祉協議会の人にも相談して私の家に連れて帰ることに。うちでは久しぶりに会ったとは思えないほど打ち解けた中2男子2人がずっとゲームしてはごはん食べて風呂はいってまたゲームしてって楽しく過ごしてます。
そんな時にも
— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
その男の子はずっと私の顔をチラチラと見てくる。
顔色を伺う癖が付いているんだね。
気がつかないふりをしたほうがいいのか?
うん?って反応したほうがいいのか。
私も人の顔色を見る子どもだったけど、私の場合は見ていることがバレると嫌だった。
この彼はどうだろう?
同じだろうか?
対応に迷う— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
これも何かの縁なのだし、アル中の父(DVもあり)の元で育った私は気持ちがわかる。
殺してやりたいときがある?
あー。あるねー。
でも絶対にそれはだめ。
自分が損するから。
自分の人生を守ることだけを考えよう。
っていう話を2人きりになれたときにした。
私は泣いてしまったけれど彼は泣かない。— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
もう人前では泣けなくなったと。
苦しくてたまらなくなった時には悲しい映画を見て無理矢理泣く。
そうすると少しスッキリするだよって教えてくれた。
すごいね。やり方をもう見つけてるんだね。
そうやって、自分にあった自分を可愛がるやり方を見つけていこう。
それしか生きる方法がないんだから— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
ママが廃人になっちゃった。
治るのかな?
治ったらまた一緒に暮らすのかな?
俺しか面倒見れないし、親戚も頼れないし。
ツラいな。
でも施設も嫌だな。
俺集団生活苦手なんだよね…
っていう話をしてくれた。
どんな言葉をかけていいかわからない
「いつでもごはんを食べにおいで」
「面会にいくね」— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
これ以外にいえる言葉があったら教えてください。
少しでも彼の救いになるような。
「大人を頼ってほしい」
「出きる時はするしできない時も誰かの力を借りるように一緒に考えるから」精一杯伝えたつもり。
今回うちともう一軒にサヨナラLINEを送ったらしい。
きっと彼の精一杯のSOSだったのだろう— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
気がつけてよかった。
実際に見てなければ、あの惨状をみてなければ、この親子の本当の状態に絶対に気がつけない。
悪魔に取り憑かれたようだった。
大人が見ても恐ろしかった。それがお母さんなんだもの。
悲しくてやりきれない。
どこまでできるかわからないけど、できるだけ助けてあげたい。
— やすちん (@yasuchinchi) September 22, 2020
役所と社会福祉協議会、児童相談所との相談の結果、明日の朝にお母さんの入院が決まった。
それと同時に男の子は一時保護されるそう
という連絡が全て中2の彼のところに来た
母親では話にならないから冷静に受け答えする彼の横顔を見つめていることしかできなかった
でも隣にいてあげられてよかった— やすちん (@yasuchinchi) September 23, 2020
アドバイスやメッセージありがとうございます。
個別にお返事できなくて申し訳ありません。
すべて目を通しておりますし参考になります。
ほんとうにありがとうございます。私にとっても衝撃的な出来事で、でも誰にでも話せることではない(特に学校区のリアルな知人)ので、吐き出せず苦しいのです。
— やすちん (@yasuchinchi) September 23, 2020
入院すれば妄想による叫び声や幻覚や私が誰かも認識出来ないのを断酒と治療により普通な状態に回復するけど、退院後アルコールにまた何度も手を出して周りを振り回してく。息子さんの10代20代が依存症母の介護に追われないように支援が行き届いて欲しい。
母から逃げることも必要かもしれないです。— ??ぷいぷい?? (@ten_tenkororin5) September 23, 2020
昔、カウンセラーの方が「頼れる大人が身近に居ない中で、よく立ち直りましたね」と言ってくださって、ポロッと涙が出ました。彼にとって、自分のSOSを受け取ってくれた大人がいたことは大きな救いになったことと思います。心配で仕方ないですが、彼に少しでも柔らかい日々が待っていますように。
— momo (@cdmjidai) September 23, 2020
彼は貴方に出会えて良かった!貴方の息子にも出会えて良かった!辛い時助けられるのは本当の友達だと思います!
うちの親戚は同じような境遇の子供を養子として受け入れて、自分の子供と一緒に育てていて尊敬してます
彼に良い出会いがたくさんありますように— さなえ??胃腸炎かな? (@37_bot) September 23, 2020
わたしの母はアルコール依存でわたしが幼い時何度も救急車で運ばれて一命をとりとめていました。2人目の父が亡くなり、後を追うように母は自殺しました。弟が中学1年の時で、弟が第一発見者でした。妹と弟が母と住んでいましたがみんな自分を責めていました。今でも全員が後悔しています。…
— シングルマザーでも家を建てたい@投資よりもすごい錬金術 (@wwwsaorincom) September 23, 2020
母親がアルコール依存なおかげで大変なこともたくさんありましたが、依存する大きな原因は心の弱さです。現実逃避。何かきっかけとなる出来事があるはずです。母の場合は夫(父)の浮気。お酒が好きでアルコール依存症になる人は少ない。アルコール依存の人が悪いわけじゃないんです。
— シングルマザーでも家を建てたい@投資よりもすごい錬金術 (@wwwsaorincom) September 23, 2020
その方も何かきっかけとなる辛い出来事があったのでしょう。確かに周りが止めても無駄だったかもしれませんしわたしも母になにをしてあげたらよかったのか未だにわかりません。それでも歩けなくなってもボケてもいいから生きていて欲しかった。子供の本音はそうかもしれないです。乱文すみません。
— シングルマザーでも家を建てたい@投資よりもすごい錬金術 (@wwwsaorincom) September 23, 2020
結局何が言いたいかというとその方がかわいそうでなりません。心が弱かったばっかりにお酒に逃げるしか出来ず愛する我が子に惨めな姿を晒すしかなかった。そして息子さんは愛する母親が終わっていく姿を助けることも出来ず目の前で見ているしかできなかった。平気に見えても心は泣き続けています…
— シングルマザーでも家を建てたい@投資よりもすごい錬金術 (@wwwsaorincom) September 23, 2020
まず福祉協議会の人に連絡って思いつくのがすごいです。
「アルコール依存症」は本人もですが家族が辛いですよね。
やすちんさんとの時間が彼の心を慰めてくれたと思います。— viva la musica (@vivalam40305067) September 23, 2020