(・~・ ).。oO(こちらの事故、商社目線では起こるべくして起こったと言えます。
商社と言うのは単に物を持って来て売るだけの仕事ではなく、文化風俗の違う作り手と買い手の間を差し渡す、文化の翻訳者の側面が大きいのです。
今回の様にメーカーの越境ECはここの文化摩擦が生じたと言えます。) https://t.co/Vc9V8iSKbK— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
マイプロテインのプロテインバー。
もう既に箱半分は食べちゃってる…。最初開けた時から「白い粉何?」とはなってたけど…さすがに…笑 pic.twitter.com/TF3GJ3O2j2— Reito Reycop (@Reireycop) September 14, 2020
(・~・ ).。oO(日本で批判されている理由は2点です。
1.輸送途上での発生という説明
2.安全に対する説明1ですが、海外の小麦や燕麦などの商品には一定の確率で虫の卵が入っています。
この為、日本の高温多湿な環境では孵化して繁殖する事は珍しくありません。パスタでもよくあります。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(海外では通常、粉体に殺卵機を用いません。なぜか?
必要性を感じていないからです。
比較的冷涼で乾燥しているヨーロッパでは滅多に孵化しない事と、これは2の答えにもなりますが
そもそも虫は危険ではないと言う考えに基づきます。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(人体に有害な物質と違い、虫や毛の混入は褒められるべき事では無いものの、大騒ぎする程の事ではないと考えられています。
弊社も昔、パスタで虫が湧いたと報告しても「Sorry」の一言しか返事が来なかった経験があります。
日本以外の国ではほぼ、同じ感覚です。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(この様に海外メーカーになりかわって商品管理を行い、問題発生時に対応するのが商社の仕事であり、日本の様な特殊な市場においては特に重要な役割を果たしています。
大学にいた頃、中抜き、商社不要論が喧しかったものですが、現実社会はそう簡単では無いと考えます。)
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(違います。
海外だって当然、安心・安全なのです。
但し、安心・安全の基準はみんな違うのです。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(HACCPもISOも今では取っていない工場は少ないですが、日本でも異物混入が発生していますよね。
欧州は確かに日本より厳しいのですが、それは安全に対してであって、虫や髪の毛にではないのです。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(残留農薬なども海外より多く残っているので、オーガニック以外は出せない物、多いのです。)
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(この話、安全性と不快感が日本では混同されてしまうのです。
誰でもうじゃうじゃと虫が動いていれば気持ち悪いし、食べたくないですが
それで全ロット回収まで要求する国は日本くらいですね。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(ほとんどのケースでメーカーは回収費用について、負担しません。商社が全リスクを取る覚悟が必要になります。)
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(誤解して頂きたくないのは、欧州の文化水準が低いとか、日本が高いという話ではないのです。
絶対にそんな事はありませんし。
ただ、本質を見るか、不安心理まで安全に含めるのかという価値観のすれ違いに過ぎないのです。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(まさかの3行でまとまってる!)
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(よくある誤解ですが、日本と取引のある中国の工場は日本以上に過剰な管理をしています。各部屋ごとに金属探知機とX線検査していたり、チェックシートも尋常では無い数です。
むしろヨーロッパの小さな工場は家庭の倉庫みたいな所も珍しくないです。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(逆に欧米から見ると、虫が嫌で殺虫剤や防腐剤入れるのは安全なのかと聞かれてしまいます。
安全は印象なのか本質なのかという文化の違いですね。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(厳密に言うと、海外生産者と国内消費者との温度差で、そこを埋めているのが私どもです。)
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(ミバエですね。よくご存知ですね。
輸入時に虫が湧いているのが確認されれば、間違いなく検疫で止められます。
しかし、今回の様に容器内での発生は開封しなければわかりません。開封してしまえば、その後の衛生管理ができないわけで、海外からの直送品はチェック不可能なのです。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(はっきり言って、弊社もものっすごく嫌です。クレームが発生して引き取りに行くと、確認するのですが失神しそうになります。
なので、お客様の気持は痛いほどよくわかります。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(商社は為替リスク、輸入時の検疫リスク、販売後の事故リスクを負っています。
特に事故はお客様の生命に関わる事象なので、とても重い責任を持っているのです。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(わかります。店頭にいた時、虫が出たと言うお客さんがよく来られましたが、ものすごいショックを受けられていました。)
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
(・~・ ).。oO(私のいたお店でも毎年夏に数件、発生していました。最初は衝撃でしたが、やがて夏の風物詩に…)
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020
横から失礼します。
イタリア在住の者です。今回のケースとはまた感覚が違うかもなのですが…ブロッコリーやキノコに虫が湧いてることはたまにあります。流石に食べられないので捨てますが、まぁそういうこともあるよねーくらいのクレームにもならない感覚です。— 百 (@100_hyaku_cento) September 16, 2020
(・~・ ).。oO(どんな国でも、やはり準備して食べようとした所に虫が湧いていればショックですし、文句を言う人もいます。
ただ、それで自主回収したり、謝罪広告を出したりするような大事にはならないのです。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 16, 2020