製薬会社の利権ガーというなら「予防接種しない方が儲かる」という発想を持たなきゃ

峰宗太郎医師のInstagram投稿

「ワクチンは効かない」は嘘です。

「ワクチンは最も効く医療行為の一つ」
「ワクチンはもっとも安全な医療行為の一つ」
「ワクチンは人類が発明したものの中でももっとも偉大なものの一つ」です。

「すべて有害であり病気を作る」というデマがありますが、とんでもないことです。

そんな内容の本も出ているそうです。とんでもないことです。

冷静に考えて、昭和初めぐらいまでたくさん感染症で人は死んでいました。

それが、①衛生状態の改善、②栄養状態の改善、③抗生物質の登場、そして④ワクチンで感染症がそれほど怖くなくなってきたんです!

ではなぜ、ワクチンが効かないなどというデマがでてくるのでしょうか。

それは、「なんとなく怖い」「自然ではないものが入っている」
など、実際にはワクチンの効果や危険性と関係ないところに付け込んで商売をする人がいるために騙されているのですね。

反ワクチンをする医師や自然健康食品をする人たちにとってはこれがビッグビジネスであるということです。

そういった医療界や製薬業界からドロップアウトした人たちは、騙されやすい親御さん、お母さん、お父さん、インスタグラムで情報をあつめる人たちはカモであり、子どもなど生け贄もしくは犠牲になってもなんとも思わないのようなものなんですね。

麻疹では1/1000人は死にます。風疹では子供に先天性障害が起こります。日本脳炎も後遺症が残りますし、HPVでは子宮頸癌はじめ5つぐらいのがんが起こります。

ワクチンを打つなという人にとっては、人々の健康や命など関係ありません。

「医療や薬」が人を助けてくれるという常識に反発してみることで、奇をてらい、一定の人を取り込もうとし、「反ワクチン」の妄想は肥大化してきたのです。

つまり、もっとも悪いのはそういった心に付け込み「反ワクチン」で商売をしてきた人たちや、その情報を広げる人たちと言える状況なのです。

冷静に考えてください。
よく見てください。多くの医療者、おおくのまっとうな人が考えており、享受していることをまず見てください。

私たちだけが知っている秘密、あの先生だけが教えてくれる秘密、私は気づいた、そんなの、大抵、間違いか思い込みかカモとしてとらえられただけですよね!

大事なことは正しい情報を調べ、自分や子どもにとって最適な選択をすることです。
正しく知りましょう。
正しく判断しましょう。