島内コロナ感染を止めるため与論島民一丸となって頑張っていますが、ごく一部の観光客の方は与論島に来てしまっているようです。
どうか、この文章を読んで、あなたの安全を守るための来島自粛を!怒りではなくエールとともに拡散お願いします!#与論島 #頑張れ与論島 #来島自粛 #拡散希望 pic.twitter.com/LNslHNchl5
— ナビィ@すみ火焼肉サム in ヨロン島 (@sanshin_D_navy) July 27, 2020
【今、与論島に旅行予定のみなさんと与論島を愛してくれる全てのみなさんへ】
(この文章は、2020年7月27日に書いたものです。現在の与論島での状況を書いています。1週間後、1ヶ月後にはまた状況が変わっていることをご理解の上読んでもらえると幸いです。)
与論島は、多分、今日本中で一番コロナウイルスに感染するリスクがある観光地だと言っても良い状況にあります。
今、ホテルや民宿では、観光客の方へ来島を控えるよう一人一人に連絡をしていますが、一部のお客様ですが、今の与論島の危険さが伝わらず結局与論島に来てしまう方がいらっしゃいます。
そして、島についてから、ほぼ全ての飲食店、観光施設が営業停止し、島中の人が必死に感染を食い止めようと努力する様を見て、やっとことの重大さに気づくようです。
親戚のホテルスタッフに聞いたのですが、必死に状況を説明したのに結局伝わらず与論島に来てしまって「早く帰りたいけどどうしたら良いか」と言われることもあるそうです。
ホテル関係者は、島外からこれ以上コロナウイルスを持ち込んでほしくないから来島自粛をお願いしているわけではありません。
「この危険な状況を他の地域に広げるわけにはいかない」
「今、与論島に来ようとしているあなたを危険にさらすわけにはいかない」
そんな気持ちで来島自粛のお願いをしているのです。
どうか、話をしっかり聞いてほしい。
そして、ニュースやネットで与論島の状況を調べてください。
7/22に、与論島内第1号の新型コロナウイルス感染者が発覚してから、7/26までに合計34人の感染者が発覚した与論島。
これは東京都に換算すると7~8万人の感染者がたった5日で発覚したことになります。
今の与論島が、いかに危険な状況にあるか分かってほしいのです。
明日の旅行の予定をキャンセルするのは、本当に残念なことです。
確かにコロナウイルスが蔓延していても、海はいつも綺麗にそこにあります。
3密などとは真逆の海で遊んでいてもコロナウイルスにかかる心配はないと考える方もいるでしょう。
マスク手洗い気を付けていれば、感染者が多少いても大丈夫と考える人もいるかもしれません。
ですが、今の与論島は、5,000人の全ての島民が、今日コロナウイルス感染者だと発覚してもおかしくない状況にあるのです。
人付き合いの濃厚なこの島で一気に広がりました。
今日もまた新たな感染者が発覚してその人の濃厚接触者として検査対象もどんどん広がっています。
どうか、この与論島の現状を知ってください。
そして、本当に今、与論島に行って良いのかどうか真剣に考えてください。
ここまでの話を読んで、怒りに震える方も出てくると思います。
与論島はリピーターの観光客も多く、島を本当に愛してくれる方が日本中にたくさんいます。
なので、考えの浅い一部の観光客に対する怒りもごもっともだと思います。
ただ、僕はこの事実を怒りとともに拡散したくはないのです。
上のような悲しい出来事は、この今の与論島の危険さが、伝わらなかったがゆえに起こった出来事です。
なので、僕はただこの今の「危険さ」を伝えたい!きちんと伝われば、みんな今の与論島に来ることを辞めてくれると信じています。
今、与論島民は、未だかつてない不安とともに生活しています。
たった数日で日常が一変してしまいました。
与論島民は、みんなでマスク手洗いソーシャルディスタンスなどの基本的なことから、離れていてもお互いに声を掛け合い励まし合い協力しあいながら、この感染を食い止めるための努力をしています。
そして、いつ自分が濃厚接触者と発覚するか、知らないうちに他の人にうつしてしまわないか、既にうつしてしまっているのではないか、精神的にも疲弊しています。
与論島民でも自分や回りの人の安全を守るため、ネットやSNSを駆使して情報収集をしています。
なので、これを読んだみなさんにお願いがあります。
この状況を知ってもらうためも拡散はしてほしいのですが、怒りとともに拡散せずに「頑張れ与論島!」などのエールとともに拡散してほしいと思っています。
島民だけじゃなく、島内外の医療関係者のみなさん、行政関係者のみなさん、感染者の島外搬送を請け負ってくれる自衛隊のみなさんなどたくさんの人が与論島のために必死に頑張っています。
SNSなどでのエール、結構、与論島民にも届いています。
誹謗中傷ではなく、励ましのエールで与論島を応援してください!
僕たちは必ずこのコロナウイルスの感染を食い止めて、また元の平和な海の綺麗な与論島に戻すことを約束します。
安全に与論島に来れる日が来たら、みんなで大歓迎します。
なので、みなさんはみなさんの場所で、コロナウイルスを広げないよう頑張りましょう!
ちなみに、僕はお笑い芸人「ティモンディ」のファンですが高岸さんの「あなたなら!やれば出きる!」と言う言葉を胸に、この状況下で自分を鼓舞して頑張っています
「みんななら!やればできる!」
バズりかけているので最初のツイートで伝えきれなかったことを書き加えます。
与論島内のこの感染は2週間で収束するのか数ヶ月続くのか本当に分かりません…。なので「1ヶ月後のキャンセルを今すぐに!」ではなくニュースなどで島の現状を知ってちゃんと考えて欲しいと言うことです。(続く)
— ナビィ@すみ火焼肉サム in ヨロン島 (@sanshin_D_navy) July 27, 2020
ホテルや民宿からのキャンセルのお願いはそれだけの理由があると分かってほしいのです。 僕だって、ずっと楽しみにしていた明日の予定を他人に辞めろと言われたら本当に悲しい。それを分かった上でキャンセルのお願いをしています。ひとまず「今」が危ないと言うことです。(続く)
— ナビィ@すみ火焼肉サム in ヨロン島 (@sanshin_D_navy) July 27, 2020
感染発覚する前までも、与論島民は観光客のみなさん全てを迷惑だと思ってはいません。むしろ、人のいるところではマスクをする、入店時に消毒してくれるなど、正しく感染対策をしてくれる方は安心して歓迎できました。
ただ、一部の観光客の方は、今まで何も対策してこなかったような方がいて(続く)
— ナビィ@すみ火焼肉サム in ヨロン島 (@sanshin_D_navy) July 27, 2020
そう言う一部の観光客の方はやはり心から歓迎することはできませんでした。
GOTOキャンペーンも、それ自体は僕は悪いことだと思いません。今年大打撃を受けてる観光地を救おうというのはありがたい話です。(タイミングの話は置いといて) 要はちゃんと対策してくれる人は歓迎できるんです。(続く)
— ナビィ@すみ火焼肉サム in ヨロン島 (@sanshin_D_navy) July 27, 2020
今回、ずっと前から楽しみにしていた与論島旅行がこのタイミングだった人もいると思います。本当に申し訳ありません。
いつかまた、来てくれることがあれば必ず大歓迎します!うちは焼肉屋なので「あの時キャンセルしました」と言ってくれたらめっちゃサービスします?? キャンセルの決断感謝します。
— ナビィ@すみ火焼肉サム in ヨロン島 (@sanshin_D_navy) July 27, 2020