息子の電車への関心は、3歳くらいをピークに徐々に別の対象(仮面ライダー)に移り薄れていった。あんなに大好きだった新幹線も、7歳の頃には「はやぶさ」「こまち」などの車両名もわからなくなっているほどだった。雨の日も晴れの日も踏み切りを見に行き、車両基地の抽選に応募し、プラレールを
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
買い集め、入場券で入ったホームで延々と新幹線を見ていたあの日々を、息子はもう覚えていない。しかし、母親である私は新幹線を見かけると「あっ、新幹線だよ!」と反射的に息子に話しかけてしまう。新幹線を貴重だと喜ぶ息子はもういないのに。そんな私も、次第に新幹線を見かけても
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
息子に教えることはしなくなった。でも、心のなかではつい、「あっ、ここって新幹線がよく見えるスポットなんだ」「新幹線だ、今日は二回も見えてラッキーだな」と新幹線を有り難がってしまう。年月がたって、息子は10歳になった。最近、よく「あっ、新幹線じゃん」と私に教えてくれるようになった。
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
気のせいかな?と思っていたが、今日も「あれ、はやぶさじゃない?」とわざわざ指差して教えてくれた。もしかして、私がつい新幹線を目で追っていることに気付いて、私が新幹線が好きだと思って教えてくれている?だとしたらバカだな、私が新幹線を目で追う原因はそもそも息子が発端なのに…と苦笑した
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
「ねえ、どうして新幹線を見つけると教えてくれるの」と少し意地悪な気持ちも含めて聞いてみた。すると、息子は「なんでって…なんか、見かけると不思議と嬉しくなる気がする、新幹線って。」「理由はわかんないけど」と答えた。一時期、著しく新幹線への興味を失っていた息子だったが、10歳になって
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
改めて新幹線と自分の距離感を再構築した結果がそれだったということらしい。「見かけるとなんか嬉しい」「誰かに教えたくなる」それが彼のなかの、今の新幹線への見方だそうだ。「そうだね、それママもめっちゃわかる」と答えた。彼はまた新幹線と仲良くなったんだな。
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
はじめまして。まさにうちの長男が3歳前後に新幹線大好きで、5歳の今は仮面ライダーに興味が移りました。
親の私も当時必死に新幹線の名前を覚えましたが、今はライダーの名前を覚えています。
子供の興味はどんどん移っていくのでしょうが、親の(役に立たない)知識と思い出は蓄積されていきますね。— kaorin1118 (@kaorin1118) July 24, 2020
そんな彼も後に妹ができて、妹が大好きなはなかっぱ(テレビアニメ)を見かけると「はなかっぱやってるよ!」と教えてあげる兄になり、妹が興味を失ってもしばらく「はなかっぱ!」とやっていました。笑
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
子供が夢中になったものを親も一緒に楽しませてもらえるのって、親としても宝物だと思います。将来ボケてもそこだけは覚えてそうだなって思います。
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
子供は忘れちゃっても、親にとっては宝物ですよね。
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
私も、当時は新幹線を見ながらご飯が食べられるカフェを一生懸命探していました!そして、いまだに「ここ、よく見えるじゃーん!あのとき知りたかったわ!」なんて思ってしまいますw
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
泣きました。私の息子も絶賛電車や新幹線、工事現場の車などなど夢中になって見かけると私に教えてきます。私も息子に影響を受けてやっと楽しさがわかるようになってきました。いつか興味がなくなる日が来ても一緒に同じものを見て目を輝かせていたことを忘れないようにしたいと思います。
— ハピママR?息子1さい 7.27?? (@floD1534LmLAF2O) July 24, 2020
お子さんが夢中になってるものをたくさん理解したい、与えてあげたい、って思ってらっしゃるお姿、本当一生ものの宝物になります。たくさんお子さんと楽しんでください!
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
踏切の絵本、電車の本、ライダーベルト…これらはすべて卒業して、本人の了承のもとお下がりに出して処分したのですが、プラレール!あれだけはなかなか手放せなくて我が家にありますよ。プラレールの魅力はまた格別みたいです!
— 藤原 (@fj_wr_) July 24, 2020
それって、無意識の中に残っている「新幹線を見つけ(息子に見せたくて)嬉しそうなお母さん」や、「新幹線がいると(息子に新幹線が通っていることを)教えていたお母さん」の姿が残っているからじゃないですか?
お母さんとの思い出が、お子さんの中に生き続けてたんですね。
とても素敵ですね。— おはな (@ohanachan86) July 24, 2020
素敵ですね。
アラサーの彼から、彼のお母さんはいつも新幹線が通ると、新幹線だよ!と言うというエピソードを聞きました。
このツイートを読んで、彼のお母さんは幼き日の彼のためにそう反応するようになったのかなあと想像してしまい、涙が出てきました。— ねむこ (@karaagebeersuki) July 24, 2020
あまりの共感に鼻水まで出てしまいましたw
『新幹線!』『わぁーーー!』
と言ってた頃が懐かしい。年月が過ぎ、
『新幹線!』『あぁ…』
と返事が素っ気なくなり、いつの間にか返事もなくなり、私の独り言になりました。
今でも(新幹線だ)と心の中でつぶやきます。— トロロ? (@UNICO1456) July 24, 2020
なんか、自分もそんな感じだったな…
そして、僕の母も同じように、僕の好きなものを見つけると今でも声かけてくれたりなんとなく気にしてくれたり…
昔はあんなに好きだったのに?なんて言われながら…
と、実家に帰りたくなりました…泣
コロナが収まるまで帰れません…泣
— けん (@YMy6rrgxmPEw45W) July 24, 2020
泣けました??
小鉄と電車スポットへ行きまくり、鉄博から上野まで新幹線乗ったなぁ。今はスーパーヒーローに夢中だけど。
息子のおかげで、男の子に生まれ変わったように世界が広がりました。これからも彼の趣味を一緒に楽しんで、将来語り合えたらいいな??
ステキなツイートありがとうございます!— Alicia (@192837z) July 24, 2020
もう還暦を過ぎているのに、新幹線が走っているのを見ると、やっぱり得した嬉しい気持ちになる。そして必ず鼻の丸いあの新幹線を思い出し、ついでに今はもう何も分からなくなった母親と乗った子供の頃のことを思い出して、勝手に泣けるんだ。新幹線って特別。
— miipon (@miimii10846403) July 24, 2020
私は今20歳なのですが、親からされる昔の話を覚えていなくて逆に申し訳なくなります。ですが以前母に「子供が小さい頃のこと、本人が覚えてないと無駄になっちゃった気がしない?」と尋ねた際、「貴方のためっていうのも当然あったけど、親である私たちが楽しかったことを覚えてるからそれでいいのよ」
— あん (@an___2525) July 25, 2020
と言われ少し安心したことを思い出しました。電車を好きだった気持ちを息子さんが完全に忘れてしまったとしても、親子楽しく過ごした時間が消えてなくなってしまうわけではないですよね????
— あん (@an___2525) July 25, 2020