友人たちが彼に最期のゴールで花を持たせようと告別式に行ったセレモニー

メキシコ南部オアハカ州で11日、警察官に誤って射殺された16歳のサッカー少年の葬儀が営まれ、チームメートらはひつぎにボールを当てて「最後のシュート」を決めさせ、少年との永遠の別れを惜しんだ。

地元報道によると、少年はアカトランデペレスフィゲロア在住のアレキサンデル・マルティネスさん。9日深夜、友人らとオートバイで買い物に出た帰りに警官に頭を撃たれた。麻薬カルテルのメンバーと間違えられたとみられる。

マルティネスさんの母親は「息子はサッカー選手になる夢を持っていたが、絶たれてしまった。息子を返してほしい」と悲嘆に暮れている。