父方の方のおばあちゃんの話です

父方の方のおばあちゃんの話です。

わたしはおばあちゃんのことがメチャクチャ嫌いで、おばあちゃんの性格はドラマで出てくる意地汚い姑みたいな感じで、趣味は酒&パチンコ&タバコゴミ女三銃士アイテムを揃え、ちょっとでも気に入らないことがあればケチをつけ、それによって顔つきも完全感覚クレーマーみたいな、性格顔つきともにクソババアでした。

家族はたびたびご飯に行ってたりしてたのですが、わたしは本当に1mmも尊敬するに値しないクソババアだと思っていたので疎遠になっていました。

そんな中、おばあちゃんがかなり重い病気をやってしまい、もう死んでしまうかもしれないと親に聞かされました。

何度かおばあちゃんが病気で倒れても自分は「はあ、そう」って感じでずーっと無視してたのですが、親はいよいよもうやばいかもしれない、一目だけでも会ってやれないかと言われ、会わないで後悔するより会って後悔しようと思い、会うことにしました。

母や父が言うには、もう麻痺が起きていてまともに話すことが難しく、死が近いからかあの意地くそ悪そうなババアの顔も、優しい顔つきに変わっていると、本当に本当におばあちゃんらしいおばあちゃんになって、性格も丸くなって、最初からあんなおばあちゃんだったら良かったのにね、と言っていました。

そして病院へ家族と行き、部屋のカーテンをあけると、そこには自分が理想とする可愛いおばあちゃんらしいおばあちゃんがいました。

ああ、人って死が近いと、こんなにも顔つきが変わるんだなあと思っていると、

おばあちゃんが「あんたたちどなたですか?なにか用ですかねぇ」と言い始め、ああ、記憶もあやふやなんだ、わたしの知ってるおばあちゃんはもうここにはいないんだ…と感慨深くなっていたところ、

よ~~く顔を見てみると、全然知らないおばあちゃんでした。
(部屋を間違えていました)

本物のおばあちゃんについて質問くるので答えますが元気ではないですがちゃんといました。
どっからどうみてもウチのクソババアでした。
麻痺しながらも私にブスと言いました。
知らないおばあちゃんはメチャ元気でした。