きさまら……大大大ニュースだ……
地球のナミビアから新しい植物の「科」が見つかった…ティガノフィトン科Tiganophytaceae は再編などではなく、全く新しい「科」だ……https://t.co/Qd71cZ51BI pic.twitter.com/JIAPmjVtyG
— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
Tiganophyton karasenseは地球のナミビアで見つかった新種の低木で、2020年4月20日、この植物を唯一の構成種とする新属、新科を認めることとなったそうだ…
この時代でも被子植物から新しい科が見つかるなんて、まったくオレのロマンをかきたてやがって…… https://t.co/rvzYbkqVbp
— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
葉緑体(ndhF, matK and rbcL)とミトコンドリア(matR)の特定領域をマーカーとして作成した系統樹だそうだ…
ティガノフィトン科はアブラナ目に含まれ、サルヴァドラ科・バティス科と近縁なようだ。
サルヴァドラ科・バティス科を単系統とした場合、ティガノフィトン科は側系統となるのも面白い…… pic.twitter.com/WNnPK7MuxL— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
今回はただの新種発見ではない。形態的にも遺伝的にも特殊すぎて、発見されたこの新種が属する適切な「科」がなかった。そのためこのTiganophyton karasense専用に新しく「Tiganophytaceaeティガノフィトン科」を設立した…
「新種」「新属」「新科」が同時に発見されたということだ…2020年にな……— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
何よりもすごいのが、この科が分類の見直しとかでできた新しい科ではなく、ゼロから「真の」新しい科を発見してしまったというところだな……
興奮で眠れん……くそったれめ……
— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
地球のギリシャ語のTigani(フライパン)とPhyta(植物)を組み合わせたものだ。こいつのすむ場所がフライパンのような灼熱地帯だったことによる…
— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
ドラゴンボールで例えろ…だと…??
そうだな…悟飯に新しくガキが産まれるだけでも驚きだが、今回は「カカロットも知らなかったカカロットの新しい兄弟が見つかった」くらいの驚きだ…
ド、ドラゴンボールではうまく例えられんな…— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
やはり無理があったな…
動物で例えると、動物界脊椎動物門哺乳綱の中に食肉目(ネコ目)がある…
食肉目の中にはネコ科イヌ科クマ科…があり、イヌ科の中にさらにイヌ属タヌキ属キツネ属…と続く。キツネ属にはアカギツネやフェネックという「種」がいる…今回見つかったのは全く新しい「科」だ……
— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
新種は年に数種類発見されるが…
こいつがすごいのは、種の上の「属」、属のさらに上の「科」が、こいつが初めての発見だということだ。
— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
とりあえずわかっていることは、アブラナ目が広く持っている「グルコシノレート」、つまり「カラシ油」をこいつも持っているということだ。カラシっぽい味がしたら感動モンだぜ…
— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月20日
リンク先の論文を読みやがれ…
まあいい、解説してやる…こいつが最初に発見されたのは2010年だ。ほとんど調査が進んでいない場所で、その時点で新種記載するつもりだったはずだ
しかし検証を重ねると新属、新科の設立も必要だった訳だ。そして昨日ようやく新種、新属、新科記載論文が発表された…— 悟空のおこぼれを拾うベジータ (@gokuunookobore) 2020年4月21日