政府の非常事態宣言が出ても、 みすず学苑は通常通り。その理由(わけ)は?

政府の緊急事態宣言を受け、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県では、「休止を要請する施設」として、学習塾もあげてます。しかし、みすず学苑は、ウイルス対策を徹底してるので、例外中の例外です。ですから、通常通りの授業と運営を行います。生徒もご父兄も、それを望んでます。

どこの予備校や塾にもない、みすず学苑の徹底したコロナ対策は、2月中旬から全校舎で万全に行ってます。それで、生徒も講師も、「みすずに来た方が体調がいい、調子がいい」、「みすずに来ると、花粉症も楽だ」と言ってるのです。

しかし、感染者が激増し、緊急事態宣言が出されたのを受け、対策を一層強化し、徹底し、万全にします。もともと、教室と面談室は次亜塩素酸水をスプレーし、ウイルスを撃退してきました。そこへ、さらに強力な機械を常備するのです。4月9日から、全校舎の95教室と面談室に常備します。

この機械は、2月中旬から全校舎の受付と自習室に設置した、次亜塩素酸水の噴霧機です。次亜塩素酸水は、確実にコロナウイルスやインフルエンザ、ノロウイルスを撃退します。過去に何度も、ウイルスの集団感染を防いだ実績があるのです。だから、医療業界では、これが一番効くと評判のものです。花粉症にも効きます。800社以上の大企業に採用され、東京都からベンチャー技術大賞「奨励賞」を受賞してます。いまは、どこも売り切れですが、学苑長がいち早く生徒のために買い占め、確保したのです。
さらに、ドアノブなどには、1時間でウイルスを完全死滅させる、「接触感染対策テープ」を貼ります。まめな換気や、うがい、手洗いのアルコール殺菌も、全校舎徹底してます。
ですから、安心して勉強できるのです。

ところで、都立高校などは、都の意向で5月6日まで休校です。ですが、みすず学苑では、ゴールデンウィークは5日間の学習道場があります。この間、だいたい問題集は6冊ぐらい仕上げます。全生徒が、自然に道場でこなすのです。

それに加え、授業やカレッジタイムで、4月の1ヶ月で問題集なら4冊ぐらい仕上げます。ですから、今みすず学苑で受験勉強を始めると、5月6日までには、問題集10冊分以上の差がつくのです。高3や浪人のこの差は大きいです。だから、コロナ休校の1ヶ月に入学すれば、大きなチャンスやアドバンテージが得られるのです。

先日、政府から緊急事態宣言が出され、多くの学校や予備校が臨時休校(休講)となってしまいました。

その中でも、まるで何事もないかのように通常通り授業をしようとする予備校があります。

私が1浪時に通っていた「みすず学苑」です。

みすず学苑の公式HPには、東京都からベンチャー企業大賞を受賞した「次亜塩素酸水噴霧器」、1時間でウイルスを死滅させる「接触感染対策テープ」を用意しているとあります。

この方法には確かに効果があると思います。

しかし、みすず学苑は広告に「1クラス最大25人」とある通り、多くの予備校のような教室から見たらとても狭い教室で授業を行います。

また座席も、一人ひとり分けられたものではなく、長机を2人(人が多すぎる時は3人)で使います。

席と席の間隔は狭く、のびのびとは使えません。

さらに、教室によっては窓すらなく、換気もうまくできません。

みすず学苑は、5月の所謂ゴールデンウィークに、「春期学習道場」と題し、休憩を除いて1日10時間、それを5日間やる強制自習イベントがあります。

校舎によっては別会場となることもあるそうですが、基本は通常授業が行われる教室または自習室で、しかもほぼ満員で行われます。

非常事態宣言期間内でも実施するようです。

みすず学苑に来るのは生徒だけではありません。

スタッフ・講師・大学生のアシスタント・配送業者などです。

多くの人は電車を使います。

電車やお店などでウイルスをもらってくる可能性が高いことは誰でもわかるでしょう。

いくら室内で対策をしていたとしても、どこからウイルスが持ち込まれ、どこで広がるかは誰にも見えません。

自宅で勉強できないし、効率的な勉強の方法が一人だとわからないから、私たちは予備校に行きます。

どんな状況であれ、通常通り指導をしていただきたいという気持ちもあります。

しかし、過去に例のないウイルスとの戦いであり、非常事態宣言が出された以上、そして休校となってしまった以上自宅でやるしかありません。

1ヶ月前とは状況が全然違います。

確かに勉強ができる環境作りも大事ですが、それよりももっと大事なのは命であり、健康で勉強できることだと思います。

1浪時、みすず学苑で第1志望に合格することは叶いませんでしたが、もし合格していたとしても、今回のみすず学苑の判断について疑問に思います。

これ以上感染を広げないために私たちができることは何か、一人ひとりが考える必要があると思います。