オジサンの特権で、はっきり言いますが、私はあなたと、ごいっしょにおやすみになりたい、という風な感想をいだいてしまいました。
ごいっしょにおやすみあそばしてくださったら、あなたが生まれてから一度も知らなかったような、すばらしい夢を見せてあげます。
何でもないことじゃありませんか。
『あなたの熱く光った腿が、毎晩ベッドの中で横になっていることを考えると、それだけでじゅうぶん刺激的なのですから、そのそばに私がいることになったって、つまり、あなたにとっては同じことじゃありませんか。
安心してオジサンにまかせてくれれば、決してわるいようにはしません。
かわいい、かわいい、食べてしまいたいほどかわいい、小鳩ちゃん、小猫ちゃん。
世界最高のかわいらしさをじっと隠している意地悪さん。
そのまま隠しつづけていたら、きっと神さまの罰が当りますよ。
来週の木曜の五時に、Kホテルのロビーで待っています。
きっと来てくださいね。
もう手遅れ感もありつつ追記させてもらうと、あくまでこの文は「中年男性が女性に宛てた手紙」を三島がイメージして書いたものであって、三島自身の想いを誰かに宛てたものではないですよ
— みかん?? (@KamiKami_Mikan) 2020年3月13日
むしろおじさんが三島由紀夫の文を参考にしたのでは…
— とらふぇ (@torafushark) 2020年3月13日
三島由紀夫レター教室という本ですよね。
確か、4人の登場人物の手紙だけで進む変わった小説だったと思います。
意地悪さん。とか最高に気持ち悪い…!— ロー (@rom18812512) 2020年3月13日