戦時中のカップルの自撮りだって????
現代とやること変わらないんだなぁ… pic.twitter.com/QSHXTIwfh0— ?????? (@rummy_bonbon) 2020年2月15日
すごい素敵です!
出来心で今話題の高画質化してみました?!
お納めください? pic.twitter.com/v1tGkS2UNP— ともすけ (@tomosukechu3) 2020年2月16日
スマホでいつでもどこでも撮れて加工も削除もできる今とはちがって、貴重なものかもしれませんね。戦時中ですから「もう会えないかもしれない」と思っていたかもしれません。おふたりがその後幸せでいてくれたらいいなぁ…。
— ツロムヨシ (@tsuromuyoshi) 2020年2月16日
まさにこれ pic.twitter.com/nJzzrMMrSD
— 54 (@AJA54_JAPAN) 2020年2月15日
夏目漱石「こころ」より、明治からカップルに対してボッチの人は同じような感情を抱いていた模様 pic.twitter.com/iJD9JppAOS
— カエサル (@MIZARUIWAZARUKA) 2020年2月16日
ただ一つ私の記憶に残っている事がある。
或る時花時分に私は先生といっしょに上野へ行った。
そうしてそこで美しい一対の男女を見た。
彼らは睦まじそうに寄り添って花の下を歩いていた。
場所が場所なので、花よりもそちらを向いて眼を峙だてている人が沢山あった。
「新婚の夫婦のようだね」と先生がいった。
「仲が好さそうですね」と私が答えた。
先生は苦笑さえしなかった。
二人の男女を視線の外に置くような方角へ足を向けた。
それから私にこう聞いた。
「君は恋をした事がありますか」
私はないと答えた。
「恋をしたくはありませんか」
私は答えなかった。
「したくない事はないでしょう」
「ええ」
「君は今あの男と女を見て、冷評しましたね。あの冷評のうちには君が恋を求めながら相手を得られないという不快の声が交っていましょう」
「そんな風に聞こえましたか」
「聞こえました。恋の満足を味わっている人はもっと暖かい声を出すものです。しかし……しかし君、恋は罪悪ですよ。解っていますか」
私は急に驚かされた。何とも返事をしなかった。