ラーメンの一蘭は飲食業界で日本一経常利益率が高い(15%)んですが、オペレーションが圧倒的。
・味集中カウンターで仕切り、雑談しづらくし回転率を上げ、ブランドストーリーを読ませ記憶に残す
・店員と顔を合わせないため、外国人や金髪やタトゥーでも採用でき、飲食のボトルネックの採用を解決— Anna (@Annair135) 2020年1月18日
・いらっしゃいませ、ありがとうございましたも自動音声
・注文は自動券売機と客の手書きの紙なので注文ミスがなく、外国語対応も簡単。店員が金を盗む心配もない
・メニューを豚骨ラーメンと替え玉に絞り回転率の減少を最小化しつつアップサイドも取る店舗システムは特許を保有しています。
— Anna (@Annair135) 2020年1月18日
味へのこだわり
・調理場から客席までを28.8mと決め、麺が伸びない設計に
・たれは4名の専属職人しかレシピを知らず、車や飛行機で移動するときは別の便に振り分ける
・工場で一定品質のスープ、麺、カット野菜などを作り店舗に配送を行い店内の仕込みや調理は最小限に(セントラルキッチンシステム)— Anna (@Annair135) 2020年1月18日
特許で保護されている部分
・味集中システムの仕切り
・接客スペースと客席を分ける暖簾
・座席情報入力スイッチの装備、機能や、店内スピーカーとの連動
・客側の、客の入退店を検知するセンサと、店員への連絡スイッチ
・店側の、座席状態を表示する客席情報出力器裏はこのようになっていました pic.twitter.com/ydS26i2Y4I
— Anna (@Annair135) 2020年1月19日
価格が高いと思われがちですが、これは外国人にウケているため強気の価格設定ができます。
なぜかというと
・外国語対応
・メニューが絞りこまれわかりやすい
・vending machine(券売機)
・Little menu(オーダーシート)これらが新鮮で、観光スポットとして高頻度でおすすめされています。
— Anna (@Annair135) 2020年1月19日
一蘭には年間500万人の外国人が訪れています。
インバウンド需要で一蘭の売上高は前年度から2割増。
関西など外国人の多い地域に戦略的に出店し、土産物商品の販売場所も駅や空港に広げています。
また、とんこつ不使用ラーメンも発売。ハラール認定はないですが、イスラム教徒の方に配慮しています。— Anna (@Annair135) 2020年1月19日
ラーメン業界分析
・事業数(個人事業主)が多い。
・ターゲットは単身世帯。60歳未満が多い。
・基本的には原価は30%くらい。
・人件費と賃料は高い。少人数で効率良く回すことが大事。
・寡占化していない分散型の市場。ひとり勝ちしにくい市場。
・上場企業は少ない。— Anna (@Annair135) 2020年1月19日
・スケールメリットでの勝負が必ずしも勝負にならない。(スケールメリットを享受できる程の店舗数を確保することができない。)
・ラーメン店は3割が創業10年以内
・経営者や店の若さが目立つ
・創業したい人が多く、新規参入が多い。
・利益率が1割超えは6%— Anna (@Annair135) 2020年1月19日
2017年度 日本の飲食業調査
・売上高経常利益率 1位(14.7%)
・店舗売上高伸び率 8位(19.8%)
・経常利益額 29位(26億5400万円)
・総売上高 91位(180億2400万)
・店舗売上高 95位(180億2400万)
素晴らしいですね?? pic.twitter.com/AzEMQfvTva
— なかがわサン◎動画編集者 (@foi_foi_7) 2020年1月18日
営業利益ー営業外損益=経常利益
営業外損益とは… 営業活動以外の企業活動から生じる収益と費用
受取利息、有価証券売却益、為替差益などの営業外収益から、支払利息、有価証券売却損、為替差損などの営業外費用を差し引いたモノ。
— なかがわサン◎動画編集者 (@foi_foi_7) 2020年1月18日