うろ覚えだけど認知症患者のご家族が教えてくれた話。
施設に入った認知症の男性が、ある雨の日に傘を二本持ったまま行方不明になった。その男性は駅前でずぶ濡れで発見され、妻は彼を強く叱った。しかし彼女は思い出した。昔、雨の日になるといつも傘を二本持って駅前で待ってくれていた夫の笑顔を。
— るんばーる (@coffee_lumbar) 2020年1月11日
雨が降っている+周りに妻がいない
でいてもたってもいられなくなったんでしょうね
切ないお話なのです— るんばーる (@coffee_lumbar) 2020年1月11日
これです!これです!この話を聞いたのは10年近く前ですが、その後にエピソードがある冊子に収載されたと聞きました。ありがとうございます、また出会えました。
— るんばーる (@coffee_lumbar) 2020年1月12日
一般社団法人 日本作業療法士協会
「二本の傘」
認知症の人と、そのサポートをする人たちのために
二本の傘を握りしめ、雨の中、家を飛び出す裕之。家族の懸命の捜索の中、握った傘をさすこともなく、 ずぶ濡れになり警察に保護されていました。
「もう人に迷惑をかけないで!」思わず大きな声を出してし まった妻の静江。
認知症という病はご本人にも介護する家族にも大きな混乱と不安をもたらします。様々な職種が連携しながらサポートすることが必要とされる認知症という病。
その一つの職種「作業療法」の観点から認知症の人が置かれている状況を「脳の障害」「環境」「人生史」 で整理していきます。
雨に濡れながらもしっかりと握りしめられていた二本の傘。その傘にはどの様な想いが込められていたのでしょうか。
認知症を患っても何ら変わることのない人に寄せる想い、やさしさに触れてみてください。
認知症になるといちばん幸せだったときに戻る、というのは実感しました。
わたしの母は、足が悪く徘徊はできなかったのですが、毎日夜になると父と結婚する直前の時代にタイムスリップしてました!w— 妖怪逆さ蛍 (@sakasahotaru) 2020年1月13日
ツイートの内容を読んで、
本人を理解することの大切さを改めて、
思い出させてもらいました。
私も過去に、
障がいのある家族の行為が理解できずに叱ったことがあります。
しかし、それは後で意味がある行為であることを思い出して、
ひどく後悔して、
本人に謝罪して、強く抱きしめました。— 考える人 (@4z4yi4DgRziX8ho) 2020年1月12日
日経で、ヤマト運輸が姶良市で認知症のお年寄りにDM便の配達をお願いしたところ、その予想以上の成果に驚いたというのを読んだことがあります。
認知症のお年寄りは記憶は鮮明で、昔ながらの近所の◯◯さんに配達するというのは得意なのです。
収入も得られて社会参加できる良いアイデアだと思います。— もりわきやすし (@molirinho) 2020年1月12日
認知症になるとその方が最も幸せだった時に戻ると聞いたことがあります。うちの祖母は、娘である母が結婚した直後くらいで、孫である僕の記憶は無いようでした。とても世話をしてくれた祖母なので寂しさもありましたが、幸せだった時に戻れているならそれも良いのではと思いました。FF外から失礼。
— 北国の玉露(Drしくじり) (@kitagunigyokuro) 2020年1月12日
いいお話??
昔の記憶を周囲の人が把握しておくことって大切ですよね。以前聞いた話では、外に出て石を集める方がいたので、何でかなと聞いたとき、昔、石材屋をしていたとのこと。行動には理由があることを学びました。
— あゆみん♪ (@amusei21) 2020年1月12日
失われていく記憶の中に居ても愛だけは色褪せる事無く永遠なのですね。
優しさが滲み出ています。— メサドリン (@IuWh7VroFIPiypQ) 2020年1月11日
畑が大好きだった婆ちゃんは、畑仕事ができなくなってからも、荒れ果てた畑の片隅の小屋に座ってジッと畑を見つめてたっけ。
僕の顔は忘れてしまっても、きっと婆ちゃんの目には、一面に青々と茂るキュウリやトマトが映っていたんだろうと思う。— RabbitTweet (@rabbitover) 2020年1月12日
婆ちゃんが眠る故郷は、今も美しい。 pic.twitter.com/z3XbHw8CWw
— RabbitTweet (@rabbitover) 2020年1月12日
認知症になった祖母は、お気に入りの孫の誕生日にたけのこを掘りお寿司を作ろうと、山に入って見つかりました。
大切な記憶はいつまでも残っているようです。— 温泉ねこ裏 (@onsennnekoura) 2020年1月11日
アメリカの老夫婦の似た話しをきいたことが。
認知症の夫と、懸命に看護する妻。
そんなお婆ちゃんのために子供達が久しぶりに誕生パーティーを開く。
準備してるなか、夫が行方不明に。
警察も動員して探し回ると、花屋でバラを持って立ちすくんでいるところを発見される。— ビタミンB (@sonkirikiri) 2020年1月12日
お婆ちゃんは連絡を受けて思い出した。
認知症になる前、夫は毎年妻の誕生日にバラの花束を買ってきてくれたことを。最後まで残っていた感情が、思いやりや愛情だったのって素敵だなあ
— ビタミンB (@sonkirikiri) 2020年1月12日