30年近い前の話だけど、イラン人が大量に日本に出稼ぎに来てた時代があったんだよね。ある日、日暮里の駅のロータリーで「仕事を見つけたい。日本語わからない。コレ読んでくれ」と新聞を片手に日本に来たばかりだというイラン人に英語で話しかけられたことがあった。
— アイダ (@kick_master) 2020年1月8日
仕事…を見つけるのは新聞では難しいかもなぁ、と思い、今日の宿はあるの?と聞けば「仕事がないから宿もない」という。それなら今日はウチに泊まっていったらいい、と実家に帰って、一緒にメシ食って、日本の狭い風呂に入ってもらって、畳の上に布団を敷いて、その日は寝たんだったかな。
— アイダ (@kick_master) 2020年1月8日
翌日の朝、自分の部屋から出てイラン人を寝かした茶の間に行くと、今はもう死んじゃった祖母とイラン人が掘りゴタツでお茶を飲んでいて、あ、やべえ説明もしてなかった、と慌てる俺に祖母は「誰だか知らないけどこの人はエライよ!アタシ起きてきたら自分で布団畳もうとしてたんだよ?まったくエライ」
— アイダ (@kick_master) 2020年1月8日
意気投合した様子で言葉もわからんだろうにニコニコお茶飲んでて。今となっては祖母のいい思い出でもあるんだけど。なんだかんだで3日ほどウチに滞在して、近所の町工場で雇ってもらえることになって、なんだかんだで友達になったのね。
— アイダ (@kick_master) 2020年1月8日
しばらくするとイラン人同士のコミュニティでもあるのか近所の町工場にイラン人が集まってくるようにもなって、イラン人が済まされてるタコ部屋でのホームパーティに招いてくれることもあって。彼らが言うには昔はイランに日本人がいっぱい出稼ぎに来てたんだよ、就労ビザもいらなかったんだよ、と。
— アイダ (@kick_master) 2020年1月8日
日本とイランは昔から交流があるんだ、昔イランが多くの日本人を助けた、今は日本がイラン人を助ける、と笑うのだ。
酒も飲む。ムスリムなのに?と聞けば、ここはニッポン、遠い、神さま見えないね、と笑う。ホントに気のいい連中で、ナッツや豆類をよく食べた。千切ったキャベツをサラダと言い張った— アイダ (@kick_master) 2020年1月8日
イランの国技はサッカーだ。サッカーは好きか?と聞かれた。俺の生まれ育った墨田区は野球文化の根強い地域でサッカーの話を熱っぽく語ったのはこの頃が初めてだったかもしれない。
テヘランには。彼がいう。「素晴らしいスタジアムがある。この世の興奮のすべてがそこにある。いつか一緒に行こう」
— アイダ (@kick_master) 2020年1月8日
その約束は果たされないまま、30年ほどが過ぎる。鉛筆で書いてくれた彼の実家の住所のメモ書きもすでに紛失した。
でもいつかテヘランに行くんだ。スタジアムに行く。サッカーを見る。約束したんだ。だから困るんだ。困るんだよ。サッカーは戦争であり、平和あっての戦争で、ホントに戦争は困るんだよ
— アイダ (@kick_master) 2020年1月8日
素敵なお話ですね!中学生の頃、イラン人の用務員さんが学校に居ました。ある日、露出狂のおじさんが敷地内で走り回る事件が。女子校でしたので若い男性教員も居らず、私達はパニック!しかし用務員さんが竹ボウキを持って追いかけ戦い、見事に確保。警察へ引き渡してくれました。拍手喝采の思い出。
— ion (@ion89363762) 2020年1月9日
昔カナダに留学していた時、スーパーのレジに並んでいたら君は日本人?とイラン人の男性に声をかけられました。聞けば、以前日本で日本人と共に働いた事があり、日本人はみんな親切でとても良い経験だったと。アメリカは質より量だが、日本は量より質が大事だと分かっていると。
— くらもとにゃつみ #倉本夏海 (@mousoushoujowb1) 2020年1月9日
その経験から日本に対して凄く良いイメージを持ってたからか、日本人の私を見て嬉しくなって話しかけてくれたのです。しかも何故か車で送ってくれて、お勧めの高級チョコレート屋さんでチョコも買ってくれて、至れり尽くせり。
— くらもとにゃつみ #倉本夏海 (@mousoushoujowb1) 2020年1月9日
とは言え初対面で警戒心もあったので滞在先は教えずそこでお別れしたのですが(丁重にお礼を言いました)、イラン人へのイメージが変わった不思議な体験でした。イランの人は親日派が多いみたいで、イランへの興味を持つきっかけになりました。
— くらもとにゃつみ #倉本夏海 (@mousoushoujowb1) 2020年1月9日
失礼します。TLからたどり着いた者です。当時は日本人はビザ無しでイランに入国できイラン人も日本にビザ無しで入国出来たのです。
— まおゆうの虫 (@eC2hbJHNs4ubOyG) 2020年1月9日
トルコでイラン人旅行者から流暢な日本語で話しかけられました。日本で働いていた時覚えた日本語を忘れないようにしているイラン人は多いそうです。
— komatsu fumihiko (@komachito) 2020年1月9日