2ヶ月の赤ちゃんに怒鳴りつけて揺さぶって押さえつけて完全な虐待やん


私は、夜は20時台に寝ると決めていた。
勿論、妊活の為だ。

パー男には、これ以降のミルクと寝かしつけをお願いしていた。

パー男が帰ってくると、リビングにサト太を連れていく約束になっている。

サト太は、ミルクの時間に起きて一緒に遊ぶ時もあるようだが、だいたいはすぐに寝る。
22時過ぎにミルクをやって、サト太を再び寝室に連れてきてパー男も寝る。

はずなのだが・・・・・

ある夜、突然パー男に起こされた。

0時近い。
パー男「ごめん。ここ1週間ほど、俺が21時くらいに帰ってくると、すぐに泣く。
慌ててリビングに連れていくが、寝たと思ったら、また泣く。0時を回っても全く寝ない。」
うすうすは感じていたけど。

原因に心当たりはある。
その頃、ベビー教室で初めて、最初から最後まで起きていたのだ。そして初めて支援センターに行ったのだ。
予防接種とか、散歩が少し長くて疲れると、夕方もグズグズする傾向にはあった。

でも、昼間は私一人でやっているんですけど。
イラッとしたが、明日パー男も仕事がある。

パー男に「私に任せたんだから、何があっても黙っててね」
と言うと、サト太を抱き上げた。
タンスの上の目覚まし時計を取って、サト太の前に置く。
「サト太!聞きなさい!」と何度か怒鳴って軽くゆすぶると、泣き止んだ!
奇跡的。まさか泣き止むと思わなかった。目を開ければ良いと思っていたのだが…

「いいですか!本当は、8時に『お休みなさい』ですよ!
短い針が8!長い針が12!
でも、見なさい!
今は、短い針が12!長い針も12!過ぎてます。
4時間も時間が過ぎています。
とっくに寝る時間です。
寝ます!今すぐ寝ます!
寝なさい!
パパにお休みなさい。ママにお休みなさい。
はい、じゃあサト太、お休みなさい。」
じっと聞いていたサト太だが、お布団に寝かせると、途端に泣き出した。

奇跡、終了。

でも、ここで負けてたまるか。

バタバタさせる手足を、全身で押さえつけ、
ぎゃあぎゃあ泣く口は、パー男に持ってこさせた哺乳瓶の乳首でふさいだ。
明日おしゃぶりを買おう、と思った。
パー男が何度が「代わるよ」と口を挟んできたが、無視。
ひたすら押さえつけて「寝ます」と低い声で言い続ける。

ふつうは、お母さんが温かい腕で抱いて優しい声で子守唄でも歌うんだろうに。
と、頭の片隅でちらっと思ったが、ちらっと思ってすぐに霧散した。

永遠に泣き続けるかとおもわれたが、もともと疲れていたのだろう。
20分ほど押さえつけていると、寝た。

しかし、
このあたりから今日の今日まで、初めの寝かしつけも、泣いて寝なくなってしまった。
もともと、あまり沐浴が得意ではなくて、お湯がちょっとでもかかると泣いていた。
しかし最近は、お風呂をあがってからも泣き止まない。
抱っこしても、ミルクをあげてもダメ。

結局、押さえつけて寝かせるようになってしまった。
「短い針が8、長い針が12、お休みなさい」と、泣き叫ぶサト太に宣言して添い寝。
それでも興奮してたら、おしゃぶりを突っ込み、押さえ込み。

パー男も私の真似をして、全身を押さえつけて寝かせるようになってしまった。

年末年始、パー家に帰省があるのだが。
これを義家族の前でやるのか。
あーあ。