カレーのCoCo壱番屋が好調
・店舗やメニュー数を増やしすぎない
・素人オーナーではなく「優秀な正社員のみ退職してFC店舗オーナーになれる」異例の制度
・FC店のロイヤリティ献上なし
・転職口コミも良好とセブン,いきステ,大戸屋のダメな所をクリアした故の成功だ…https://t.co/mNqx3Bog9K
— tetsu (@metatetsu) 2019年12月26日
廃棄の豚カツが横流しされて売られてるのを、パートさんが見つけてすぐに自分の店に報告して、そのあとの対応の早さとかすごいしっかりした会社なんだなって感心した
— しずむ@らぶパニ名古屋 (@jacqubeth) 2019年12月26日
ビーフカツの件は自分も記憶に残ってますね
CoCo壱番屋、なんというか特別ではない故の強みを持つ会社だよなぁ、と— コタ-2 (@kota2yukiwo) 2019年12月26日
まず、パートさんがおかしいって気づいて報告するとこから、普段からの教育がしっかりしてるんだと思いました!
— しずむ@らぶパニ名古屋 (@jacqubeth) 2019年12月26日
CoCo壱は、安くないけどあまり値上げしないし、なにより満足度が高い状態を維持することに注力している。
— ファジー (@fuzzykaren) 2019年12月26日
ロイヤリティはルーの仕入れ値に含まれている。創業者のご夫婦いわく、カレーの味自体は大したことない、飲食の基本を忠実にできることがバリューと仰る。苦情はすべて目を通し、暖簾分けした店舗を毎日数店舗視察してダメ出しし、トイレ掃除して私費で食べて退店。なかなかできないことです。
— ばんばん@ポンコツSE withうつ病 (@banbanxp) 2019年12月26日
近所の店舗が台風近づいてきてたら毎回しっかり閉めてるのを見てから好感持ってますね。
本来当然のことではありますが……。— デバイスP (@device1020) 2019年12月26日
創業者は幼い頃親に捨てられ一時期施設で暮らし、親戚の家に引き取られても苦しい生活をしていて、学校も高卒までなんですよね
やり手の経営者と学歴は関係ないといういい例かと
FF外失礼しました— やまたけ@素人物書き (@ngh29244) 2019年12月26日
「ココイチ」FC加盟店が失敗しづらいカラクリ 「10店のうち1店しか潰れない」秘策の正体 | 外食 – 東洋経済オンライン https://t.co/lQ916fvRlZ #東洋経済オンライン @Toyokeizaiさんから
— tetsu (@metatetsu) 2019年12月26日
同社の国内店舗数1267店のうち、フランチャイズ1108店がブルームシステムによってのれん分けした店舗である。のれん分けしたフランチャイズには、他のフランチャイズと比べて、大きく異なる点がある。それは、「本部にロイヤルティを支払う必要がない」のだ。
フランチャイズオーナーにしてみれば、「カレーハウスCoCo壱番屋」の看板で店舗を持てて、その店で儲けたお金は「自分の収入」にできる。ロイヤルティを払わなくていい分、店舗の経営は安定するし、自分の収入が増やせるのでモチベーションも上がる。
さらに、このブルームシステムでは、フランチャイズオーナーになる条件として、「まずは壱番屋の社員になること」を規定している。通常のフランチャイズでは、オーナーを募集して、研修を受けさせて独立開業となるのが一般的だが、ブルームシステムではまずは正社員として働く。そして、いくつもの店舗でカレーチェーンの店舗運営を学び、その後に独立するという流れだ。
しかも、全員が独立を認められるわけではない。昇進制度で一定以上にならないと独立できない。つまり、独立開業のオーナーになる前に店舗経営のノウハウを徹底的にたたき込み、独立後はロイヤルティを取らずに、店舗の経営をオーナーに任せる。だからこそ、フランチャイズの継続率が約90%にも達し、生存競争の厳しい飲食業界にあっても「10店に1店しか潰れない」のだ。
それでは、フランチャイズからロイヤルティを取らないのであれば、CoCo壱番屋の本部は、いったいどうやって儲けているのか。それは、フランチャイズにカレーソースなどの使用材料を「卸売り」して儲けているのだ。
CoCo壱番屋のフランチャイズになるとロイヤルティを取られない代わりに、カレーソースなどの使用材料を本部か本部指定の業者から仕入れなければならない。つまり、本部は、使用材料の原価にマージンをのせてフランチャイズに売ることができる。そこで、利益を得ているのだ。
このシステムなら、フランチャイズが増えれば増えるほど、本部にとっては「確実な売り先」が増えることになる。原価にマージンをのせて売れるので、本部にとってフランチャイズは「確実に利益を得られる売り先」だ。フランチャイズが存在し続ければ、「儲かり続ける」システムともいえる。
「ロイヤルティをとらない」ということで、「フランチャイズをやってみたい」という人を多く集め、社員として経験を積ませることで店舗経営のノウハウも学ばせる。この取り組みよって潰れないフランチャイズをどんどん増やして、そこに使用材料を売り込み確実に儲ける。ここに、壱番屋の儲けの仕組みがある。
CoCo壱番屋はカレーチェーンでありながら、一般の来店客からの売り上げだけにこだわるのではない。むしろ、来店客においしいカレーを出し、リピーターを増やし、そこで利益を上げていくという。カレー屋本来の儲け方を追求するのは、各フランチャイズが取り組むべきことともいえる。本部は、フランチャイズをいかに増やし、いかに生存させ続けるかが何よりも大切というわけだ。
CoCo壱番屋の創業者はいろいろすごい人だった。https://t.co/GHJoaoALox
— げん (@genchan4815) 2019年12月26日
店舗が拡大してからも、宗次氏の仕事への情熱は衰えない。朝4時起床、4時45分出社、朝の時間に、「お客様アンケート」1000通以上を読み、店舗の掃除も行った。退社時間は18~23時。休みは年間15日ほどだった。
現在は、’03年に自身が立ち上げた「イエロー・エンジェル」というNPOで、クラシックホールを経営している。この「宗次ホール」は、宗次氏が28億円もの私財を投じて建てたといわれる。氏は同時に、経済的理由で進学できない音楽家志望の子供たちを支援している。宗次氏を知る壱番屋OBが言う。
「まわりの人間は、敬愛を込めて、宗次さんを『変人』と呼んでいます。途方もなく莫大な資産を、これまで自分を助けてくれた人にどう返すかということばかり考えている。最近では、東海圏の小中学校100校以上に、吹奏楽用の楽器を寄付したそうです」
宗次氏は毎日、ホールの経営のため、忙しく働いている。氏が言う。
「いまも、毎朝4時に起きて、ホールの周辺を掃除して、花を植え、昼はスタッフ15人分のまかないを作ります。公演前には入場口でお客様を出迎えて、一緒にクラシック音楽を堪能する。いまでは公演が年400回を超えています。まわりからは『変人』と言われますが、自分ではこれが普通なんです」
「幼い頃貧乏だった人が『おカネ持ちになりたい』と頑張った話を聞きますが、私にはそういうものがなかった。夫婦の間で『おカネ持ちになりたいね』と話したことは一度もありません」
「金銭欲を満たす気持ちは、少しはありますが、自分のおカネが人のために動くほうがうれしいし、それが『生きたおカネの使い方』だと思う。だから私は身につけているものも安い。時計はカシオの9800円のもの、シャツは980円のディスカウント品です」