消しゴムは透明の時代

 材料は油とプラスチック、炭酸カルシウムなど。配合して加熱しながら混ぜて最適な硬さにする。型に流し、使いやすい大きさに切る。

 が、「消し味」を左右する炭酸カルシウムを入れると白くなってしまう。工夫と手間を重ね、発案から約5年で透明度と性能を両立させた。新旧ファンがすぐさま探知し、売り場から見る見る消えているそうで。