本日、宮中で「神宮に勅使発遣の儀」が行われます。
5月に行われた勅使発遣の儀と同様、天皇陛下は「御引直衣」を着用されます。御引直衣を着用される機会は、即位大嘗祭に関わるときのみで、次の御代替わりまで見られません。画像は5月8日の勅使発遣の儀です。 pic.twitter.com/mWzH9JWvtV— 八條忠基 (@EeoduLzbYVjTprk) 2019年11月7日
「勅使発遣の儀」では、勅使が「衣冠単」に細劔を帯びます。これも珍しい姿。革緒では無く、平緒の帯だけを用いています。 pic.twitter.com/D9d7qdobBR
— 八條忠基 (@EeoduLzbYVjTprk) 2019年11月7日
服装
天皇:御引直衣
勅使:衣冠単(帯剣)
宮内庁長官、侍従長、侍従、式部官長、掌典長及び掌典:衣冠
辛櫃奉舁者:衣冠単
モーニングコート又はこれに相当するもの pic.twitter.com/klTOuMV2qv— 八條忠基 (@EeoduLzbYVjTprk) 2019年11月7日
儀式で天皇陛下のお側に登場する太刀はもちろん神器ではなく、平安以来の天皇の守り刀「昼御座御剣(ひのおましのごけん)」。現在のものは鎌倉時代の作で「備前国長光」の在銘。このほかにも昼御座御剣があり、そちらは「豊後国行平」(東宮承継の御剣とは別物)。 pic.twitter.com/z4qQH0m1d9
— 八條忠基 (@EeoduLzbYVjTprk) 2019年11月8日