熊は見慣れている私ですが今日は背筋が凍る思いをしました。
くくり罠を仕掛けた裏山に入り、最近一週間毎に熊が登っている木をふと見上げると今年生まれのの小熊が登っていました。
あっこれはまずいと思って目を切ったところ、真横の笹薮から犬の唸り声を更に低くしたような声が聞こえます。— しまきう@熊に返り血を浴びせるひよ子猟師 (@SHIMAQ404) 2019年9月22日
明らかに小熊の親が臨戦態勢で数m先にいます。
銃はありますが当然、弾は込めていません。
立ち止まると即襲われる可能性があるので、気づいていない振りをしながらできるだけ自然にその場から離れました。ナイフに指を伸ばす違和感を与えるだけでも襲ってこられそうな、そんな殺気を背中に感じます。— しまきう@熊に返り血を浴びせるひよ子猟師 (@SHIMAQ404) 2019年9月22日
示威的威嚇などで向かって来られた事は何度もありますが、ここまで逼迫した状況は久しぶりでした。
その場から40mほど距離を取り、可能な限り自然な流れで銃を前に出し弾を込め、そのまま尾根を越えた瞬間、背中に滝のような汗を感じました。— しまきう@熊に返り血を浴びせるひよ子猟師 (@SHIMAQ404) 2019年9月22日
小雨が降り風も吹いておらず、普段より獣の気配や匂いを感じにくい状況だったことが災いしましたが、普段ならまず遭遇する可能性のない時間と状況だったので油断がありました。完全に私のミスでした。
恐らく台風が近づいていたことで獣の動きと時間が大幅に変わっていたのだと思います。— しまきう@熊に返り血を浴びせるひよ子猟師 (@SHIMAQ404) 2019年9月22日
自然のことが分かったような気になったときに、このような大きなミスを犯すことがあります。
今回は結果として双方に被害がでるようなことにならず本当にほっとしていますが、我が未熟さを痛感する出来事となりました。— しまきう@熊に返り血を浴びせるひよ子猟師 (@SHIMAQ404) 2019年9月22日