希少種宝庫にメガソーラー 神戸・北区に開発計画、甲子園29個分

神戸市北区山田町の広大な山林に、東京の民間事業者が、市内最大となる大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を計画している。全体の事業区域は111ヘクタールで甲子園球場29個分、市の面積の約500分の1に相当。区域内には、市レッドデータAランクのスミスネズミ、同Bランクのカスミサンショウウオなど希少な動植物が計142種も生息する。区域の一部で森林伐採や地形改変を伴うことから、生態系や森林の保水力などへの影響が懸念されている。