研修医の時内視鏡で、食道を貫通していた魚骨があり、上司に
「これ、抜いたほうがいいっすかね?」
と聞いたら
「バカ言え、手術の可能性もある」
となりCT→開胸手術
大動脈にも刺さっていて、抜いたらそこからピュッと出血したとの外科の先生怖い話ですね
— さとう (@drsatoh) 2019年9月4日
プチバズったので補足すると
研修医なので自分でオーダーしていない&魚骨誤嚥の情報なし主訴は物が飲み込みにくい
CTで大動脈近傍に骨があったので耳鼻科と外科とオーベンと何故か私で協議し開胸
結局開胸しても場所が良くわからず術中内視鏡して場所同定
後で聞いたらカレイを食べたとの事
— さとう (@drsatoh) 2019年9月4日
しかも食道を串刺しにした魚骨って、内視鏡でみると半透明な粘液に一瞬見えるのですよね
そして串刺しだから食道の膨らみが悪い
送気しながらなんで膨らまないのだろう?と思いながら近接したら粘液みたいな魚骨
一瞬なんだかわからずオーベン召喚
でした
— さとう (@drsatoh) 2019年9月4日
素晴らしい上司です。
内視鏡で抜こうとして食道ざっくり裂いて外科で緊急オペになった例を知っています。
当時の勤務先は内視鏡科という独立した科がありました。
なぜか内視鏡科はなくなりました。
そういえばその後、外科も耳鼻科も内視鏡使いやすくなりました。
— 東京の耳鼻科医 (@TokyoJibika) 2019年9月4日
心臓に刺さって血性の心タンポナーデになっていた症例を見たことがありますが、手術で事なきを得ました。ちなみにアジの骨でしたが、文献的にはタイが最多だったように記憶しています。
— takuzo1213 (@takuzo1213) 2019年9月4日
ベトナムで鳥の骨が食道→大動脈→大動脈瘤は良くあると習いました。日本では魚の骨が多いみたいです。元心臓外科医です。
— 伊藤 俊一郎 (@s19790511) 2019年9月4日
魚骨は本当に怖い。法医学の授業で、大量の血液まみれて自宅で死亡している症例が取り上げられたことがあった。解剖の末特定された死因は、鯛の骨が食道を貫き胸部大動脈に達し、大量に出血を来たしたというものだった。 https://t.co/RUueEvobQT
— 総合外科医 Dr.T (@surgeon_DrT) 2019年9月4日
エビのしっぽで食道?胸部大動脈損傷で大量吐血してきたCT を診断したことあります。
手術準備中に亡くなりました。それ以降、エビのしっぽ食べないように言ってまわってるけど、甥っ子4歳がエビの尻尾好きで困る https://t.co/ZXg0zBS9ZT
— RIE (@baba_yaga_r) 2019年9月4日
ごはん飲み込めは絶対だめなのですが、なぜかそう思っている人が多いですね。
ご無事でなによりです。 pic.twitter.com/T5Heoh5nyM
— RIE (@baba_yaga_r) 2019年9月4日