本日ゼミで、選挙について若い人たちの見解を虚心坦懐に聞いた。で、彼らは「よほど悪い状態にならない限り、みんなが平等に悪くなるならそれでよい」と感じているようだ。どこまで状況が悪くなると動くかというと「戦場に送られそうになったら」みたいな感じだった。
多分もう手遅れ。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
だから、税率がバンバンあがって行っても「どうにかなるっしょ」という態度は変わらないようだ。むしろ集団とともにある安心感が大事なようで、自分だけが突出して動いて損をすることをものすごく恐れている。
たぶんそれまでの学校での突出した人物が受けた制裁の恐怖を見ているからだろう。— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
民主主義についてもあまり当てにしておらず、王政だろうが貴族政だろうが、とにかく自分たちの現在の「幸福な」生活が維持されるのであれば、とくに気にならない、というような反応があった。
彼らは自分たちがいま「幸福だ」と思っているようで、それは周りの人と同じであることにかかってるようだ。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
私のやってることは、民主制を前提としているわけで、その前提が重視されてないとなると、そりゃ、講義内容は試験をパスして単位を取るだけの話になってしまう。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
家畜のような位置づけでもいいの? とのある意味挑戦的な問いに対しても、とくに響くものはないようで、「飢えてなければ、ときどき贅沢ができれば、それでよい」という清貧の聖者のような達観に至ってる。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
それで、現政権については「とにかく今自分たちが何とかやっていけてるから、野党などがよけいなことをして悪いことが起きるよりは今のままがいい」という意味での根強い支持がある。ここまで信頼されているのにはさすがに驚く。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
野党については、民主党政権のころの記憶が彼らにはあるらしく、「あれよりはマシだろう」と考えているようだ。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
以上の観察は「君たちの考え方をぜったいに批判しないから」という条件で聞き出したもので、たぶん、年寄あたりからクソリプがつくと思うけれども、無視します。今般の選挙に対する一部の若者の見解のサンプルとして出しました。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
投票率は平均より高かったです。投票しなかったのは住民票問題だったようです。投票先についてはもちろん聞いていません。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
戦場に送られそうになったり、戦争になりそうになったときに、反対の声を上げても、もう「やるぜえ」という状況になってて、相手も攻撃準備をしている段階なんで、そこで何かを言ってもいかざる得なくなってる、ということについてはあまり考えてない。「いやだ」といえば止められると考えてるみたい。
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2019年7月22日
シェアありがとうございます。
忍耐強い聞き役でなければ
このような意見を引き出すことはできません。
ジャッジしない態度を身に付けたいですね。
戒めを込めて。— fukady (@fukady) 2019年7月22日