ずいぶん以前、夜テレビをつけっぱなしにしてたら、番組と番組の間の5分番組みたいなのにご老人の日本刺繍の職人さんが出ていて。「ああ、巧の技みたいな番組ね」と思ってたら「○○さんは退職後50歳のときに奥様が趣味でされている刺繍をみて、自分のほうが上手いと思ってはじめたところ→
— やまもと@探偵堂/土曜西う29a (@Chizu_Yamamoto) 2019年7月5日
→本当にメキメキ上手くなって、日本刺繍の作家になり、「最終的に大相撲の化粧まわしを手がけるまでになりました」
というぶっとびの展開で、これを観てから人間何を始めるにも遅いなんてことはないんだと、強く思って今日まこ来れたのですが、最近あまりにも出来すぎているので、→— やまもと@探偵堂/土曜西う29a (@Chizu_Yamamoto) 2019年7月5日
→深夜の眠気が作り出した脳内エピソードなんじゃないかと、にわかに不安になっていまして。で、いろいろ検索したところ……みつかりました!https://t.co/1eOdW2AmNI
5分番組も、50過ぎての職人転身も、化粧まわしも、夢じゃなかった!だからみんな好きなこきに、好きなことはじめていいと思う!
— やまもと@探偵堂/土曜西う29a (@Chizu_Yamamoto) 2019年7月5日
誤字は間抜けだけど、勇気をもらったのはホント。
— やまもと@探偵堂/土曜西う29a (@Chizu_Yamamoto) 2019年7月5日
「前作よりも良いものを」
土俵入りで力士の晴れ姿をひきたてる「化粧まわし」。今回の匠は、田中幾重さん。化粧まわしを華やかに彩る日本刺繍の匠です。50歳までは海上自衛隊員だった田中さん。刺繍はもともとは奥様の趣味でした。「俺がやった方が上手いんじゃないかな、みたいな感じになって…」開いた展示会に、化粧まわしの織元が見にきた時に、その技術の高さを見て、仕事を勧められたのがきっかけとなりました。
田中さんは自力で化粧まわしの刺繍法を探りました。ダイナミックな立体感を生むのは、「切りばめ」という技法。別の生地に刺繍したものを、間に綿や和紙を挟み、アップリケのように縫い付けます。
これまで作った化粧まわしは約300。相撲を見る時、自分が作ったまわしを付けた力士同士が闘って、どちらかが負けることになるのが、困ってしまうそうです。
見よう見まねで始めた「化粧まわし」作りは、一つ一つの仕事から学んだことが財産。「結局、仕事が仕事を教えてくれる、そういうことだろうと思うんです。一作を作るたんびに、前の作品よりももっと良いものとでもと…。その一歩ずつ、良いものに近いものが作れるようになる気がします」
こんなに伸びるんだったら、ちゃんと誤字書き直せばよかった…
ちなみに後日談があって、この先生の刺繍教室は、息子さんが継いでいるのですが、この息子さんも東京で会社員をしていたのを辞めて刺繍の道に入ったそう。https://t.co/n5dX9hSXrl
— やまもと@探偵堂/土曜西う29a (@Chizu_Yamamoto) 2019年7月5日
でもって、そのお二人合作の成人式用の帯がこちらhttps://t.co/ZHKK1687yP
— やまもと@探偵堂/土曜西う29a (@Chizu_Yamamoto) 2019年7月5日