自分が発達障害の大人の人と出会って気付かされた思考は「電話番を頼まれたら、『位置について、ヨーイ…』の状態で、いつ『ドン』って言われるか緊張して待ってるので、とんでもなく疲れるし、当然他の仕事なんてできない。それが電話番でしょ?」というもの
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
3コール以内に電話に出ないといけなくて、『お電話ありがとうございます。〇〇でございます」って定型の挨拶して、相手の名前を正確に聞き取って、要件を聞いて、つないでほしい相手につないで、不在なら要件をメモしてって、すごく難しいです」って話を聞いて、電話番が苦手な人の思考を初めて知った
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
自分は電話番問題ない人なんで、思考回路を言うと、
電話が鳴った時だけ条件反射的に受話器取って、きっちり3コールでなくて当然いいし、「〇〇でございます」なんて多少言い間違えてもいいし、相手の要件聞き取れなかったら「すみません、もう一度お願いできますか?」って聞けばええやろ、
みたいな— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
思った以上に反響あるようなので、
「〇〇程度の仕事すらできないのかよ!」って軽く言う人たちに、困難を抱えてる人がどういう思考回路をしているのかということが見えれば、「そう言われると確かに難しいかもな…」って思ってくれるかもしれないということ— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
「コピー一つまともにとれない」って人に話を聞くと
「『縦と横』とか『内側と外側』ってのが、よくわからないんですよ…」
っていう図形の認識や図形上の言葉の定義が理解できない問題だったり。— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
聴覚過敏気味の人は
「隣の会議室や休憩室の会話が聞こえて集中できない」
「エアコン・換気扇・コピー機の音がうるさくて集中できない」
とか— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
以前も書いたけど、自分でも無理ゲーな領域の、コールセンタークレーム係とか示談交渉人とかの思考回路は「怒られてるのは自分ではなく会社や他人やし、口先だけで謝ってる自分を幽体離脱したもう一人の自分が面白おかしく眺めてる」らしい
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
同じものを見ていてもある部分が誇張して見えたり、同じ音を聞いていてもある音だけが強調して聞こえたり、短時間のマルチタスク(仕事しながら会話)や長期間のマルチタスク(ガントチャートで同時進行)の可否、文字情報の処理(写真のように入るか、音に変換しないとだめか)とかほんとに個性がある
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
「〇〇程度のことができない」人がいたときに、「おかしいやろ」「常識やろ」「しっかり見ろよ(聞けよ)」「やり方が悪いんや」という言葉が乱発する会社や組織は民度が低い、ということになるのよ
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月22日
自分の仕事への割り込みが苦手な人が「ちょっと待って」って言うのはわかるんだけど、そういう人が指示する側に回った時は自分の仕事が止められるのが嫌だから逆に平気で他人に割り込んでくるので、感情面のトラブルは当然出てくるわな
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月23日
電話番が難しい理由は、電話をとってすぐに「○○の件で相談したいんですが?」って要件を先に行って名前を後で言う人と「△△会社の□□ですが、○○の件で?」って先に名乗るタイプの人がいて、ランダムな会話パターンから情報を選ばなきゃならんので、全然単純作業じゃないってこと
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月23日
電話番に関しては昭和オヤジ的叱責方法は「電話のとり方ぐらいおかーちゃんに教えてもらわんかったんか?」ってなるけど、家に黒電話1台しかなかった時代は、子供が電話とって親に取り次ぐってのは日常的光景やったから、今の若い人は経験不足ってのはあるやろな
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月23日
今の時代は「個人の携帯に誰からのかわかる状態」で電話がかかってくるのが普通やけど、昭和世代は「誰からかわからない電話を家族の人に取り次ぐ」というのを子供が普通にやってたんやな、と。それはそれですごいんかもな…
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月23日
好きな人に連絡とるためには家族がいる家に電話して、親が出たら「○○さん、いますか?」ってするしか方法がなかった世代の根性、舐め取ったらあかんで?。電話きらいなんて言うてられんのや。しかも高校とか大学の年齢でやで。必死やで。バクバクやで。(オヤジの根性論丸出しの経験者)
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月23日
発達特性と仕事の関連で言うと「一般の人より極端に遅くてもきちんと仕上げることができる人」もいれば、「時間をかけてもかけなくても一定の割合でミスをする」人もいて、前者の方が評価が高くなりがち
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月24日
学生と社会人で大きく違うのは「合格点」だと思う。学生までは「2割の確率でミスをする」タイプの人は80点で合格できるんだけど、いざ社会に出て顧客を相手にした時には80点では許してくれない。時間をかけてでも100点にすることを求められる。でもできない。
— Tom (@tomtom_tom3) 2019年6月24日
これと下に続くツイート、現代において相当大事なこと言ってる気がする
全員自分主観で「○○なら当たり前にできる」って思うが、誰であれ何かしらは苦手なことがあって、社会として集まると全員が当たり前にできることなんて1つも存在しないことがわかる
これがわからない人が上に立つと地獄を見る— @DJ志摩太郎 (@51w_) 2019年6月23日
私も発達障害の大人と出会い、奮闘した過去があります。当初は気付かず、何でこんなこと言われなきゃならないんだ!と毎回怒りに包まれていましたが、発達障害ではないかと思ったら、理解でき、申し訳ない態度を取ってしまったと反省しました。
— nakuu. (@nn_vo_ov) 2019年6月23日
私がお客様のことをよく覚えているので、「何でそんなことまで覚えているんだ!気持ち悪い??」とまで言われました。相手は覚えることが苦手だったようで、私を異人だと思ったようです??私からしたらあなたが異人ですけど?と思っていましたが、お互い相手のことを認められたら良かったです。
— nakuu. (@nn_vo_ov) 2019年6月23日