どうして卒業したかというと、入った当初からの度重なる嫌がらせ(基本的に挨拶も無視、握手会中に水を掛けて妨害する、など)と、セクハラ (男性器のあだ名をつけて呼ぶ、すれ違い様にお尻を揉む、避けられない空間での卑猥な質問や直接的に胸を触る、など)に黙って1年耐えていたら、
— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) 2019年6月23日
それも不愉快だったのかゴールデンウィーク明けに「力不足なのでもう来なくていいです」と言われてそれっきりです。
会社からは、余計なことを言ったらもうお前に仕事を振らないぞ、と強く言われていましたのでこれを発信するということはそういうことです。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) 2019年6月23日
わたしの力不足に間違いありません。しかしそれ以上に許してはいけないことが沢山ありました。
特に性的な嫌がらせは、気にしていない、怒っていないフリをし続けなければいけませんでした。
お客様のおかげでお仕事は楽しかったけれど、胸を張って子供たちの前に立つには、少し辛かったのも事実です。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) 2019年6月23日
降りかかる性的な嫌がらせを、気にせず笑って流せるのがよく出来た女だとも言われてきました。でも、平成も終わり令和の時代を生きる子供たちには、前時代的なハラスメントに苦しめられることなく、自らの権利を害されることなく生きて欲しいと思います。そんなヒーローに出会って欲しいと思います。
— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) 2019年6月23日
以上のことでわたしは卒業です。
あいつは辞めさせられたから、と言っている人がいることも知っています。
あらゆることを笑って流すことができずにいた私は、さぞかしノリの悪い人間に見えたことだと思います。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) 2019年6月23日
「パワハラ、セクハラはただの冗談だから、そういう業界だから仕方ない」と散々言われてきました。お仕事が楽しかったのであれば、本当は余計なことを発信せずに黙って耐えておくべきなのかもしれません。ですが、どんな業界であれ次の世代のために変わらなければいけないと思っています。
— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) 2019年6月23日
お客様の声に本当に支えられてきました。
ありがとうございました。
楽しいことに水を差してしまって本当にごめんなさい。
どうか少しでもいい方向に、子供たちの未来に希望を抱ける正しい社会になりますように。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) 2019年6月23日