保育園のお散歩について、思い出したことがあるので書きます。長くなるけど、良かったら読んでください。
長女が5歳、長男が1歳になった冬。長女が「トトロのもりにいったんだ」と良く口にするようになりました。
トトロの森…?全く見当がつかなかった私。#保育士さんありがとう— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日
長女に聞いてみると、保育園のお散歩で最近よく行く場所とのこと。「でんしゃがすぐちかくでみえるの」「たかい木がある」「すこしくらくて、ちょっとこわいんだけど、きれいなんだ」と言う。
そうなんだ、良かったねえ、ママも行ってみたいなあと、いつも話を聞いてた。とても良いところに思えた。— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日
しばらく後の、ある日曜日の午後。お昼寝から目覚めた長女が「ママ、わたしがママとおとうとくんをトトロのもりにつれていってあげる!」と急に言った。
私はその場所がどこにあるのか皆目検討つかないし、迷子になっても案内できないけど長女ちゃんはちゃんと道がわかるのかと聞くと、大丈夫と言う。— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日
それで暖かい服を着て、長男を抱っこ紐に入れて、長女を先頭に「トトロの森」に出発したんですよ。家からだと方向がわからないと言うので、保育園に一度行ってそこから出発した。
それが「え、年中さんがこんなところまで」っていう距離でねえ。住宅街を抜け、線路のそばを通り、畑のあぜ道を通過し。— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日
どんどん人通りが減って、民家もまばらになり、大丈夫なのかと思いながらも確信を持って進む長女について行くと、「このトンネルのさき!」と長女が言ったのが、確かに道はあるんですがなんかものすごい竹やぶなんですよ。
本当に大丈夫なのかと何度も確かめ、大丈夫だというので、意を決して突入。— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日
薄暗い細道をしばらく進むと急に視界が開けて、そこに「トトロの森」はありました。
背の高い杉の木に囲まれた、広く、丸く開けた場所。地面を緑の苔が覆い、小さな小川があった。杉に囲まれるように抜けた、高く見える空。確かにトトロが出そうだった。こんな場所があったんだと驚くほど綺麗だった。— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日
ママをちゃんと連れて来れたこと、長女はすごく誇らしげだった。
そんでね、そこまでの道中、長女が注意してくれるの。「ママ、このフェンスはよりかかるとあぶないよ」「はたけにはいっちゃだめ」「はしっこをあるいてね」「くるまくるよ」きちんと引率してくれた。先生に教えられたんだなと思った。— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日
小学校に入学する時、「入学式までに子供と何度か小学校まで歩いて、信号を守ることや歩道をきちんと歩くことを教えてください」と言われたので、休みの日に一度歩いてみたんですよね。
何にも教える必要なんてないくらい、長女は気をつけて道路を進み、押しボタン信号を押してきちんと学校に着けた。— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日
保育園で教えてもらったからだと思います。
私の子供たちはお散歩が大好きで、花や草の名前、渡り鳥が冬に来て春に飛び立つこと、川に近づかないこと、道路に飛び出さないこと、目的地まで歩く達成感やその喜び、たくさんのことを学んだと思います。どうか萎縮しないで今まで通り保育して欲しいです。— Y (@y_psychologist) 2019年5月10日