虐待の通告数が多いことを「ワースト」と言ってはいけません

虐待の疑いがあるとして、大阪府警が昨年1年間に児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子供の数が、統計を取り始めた平成13年以降で最多の9305人に上ったことが8日、府警のまとめで分かった。前年に比べて769人(9%)増加し、都道府県別でも4年連続で全国ワースト1位となった。
府警は昨年4月、全国警察で初めて虐待専門部署の児童虐待対策室を設置。府や大阪、堺両市と虐待情報を共有してきた。対策室は「社会的な関心の高まりから通報が増えている。今後児相との連携を一層強化する」と話した。