今の介護士の現実

・5分おきにトイレに行く利用者。自立しているのにその都度「助けてください!」と叫び、職員が対応するまで叫び続ける。
・「死ね」「低脳」など職員に罵声を浴びせ続け、介助しようとすると叩く、抓る、嚙むなどの暴言暴力。
・朝食後すぐに「ここは朝ごはんも出さんのか!」と怒鳴り職員を杖で殴る。
・入浴時シャワーで職員を叩く、職員の胸やお尻を触るなどのセクハラ行為。
・食事介助時、口に含んだ牛乳を職員の顔面へ吹きかけニヤニヤする。
・食事拒否、配膳したものを職員へ向かってひっくり返す。
・自分で失くしたものを「お前が盗ったんやろ!」と職員のせいにし罵倒する。
・それを信じた家族が職員を訴えクビにまでしたくせに、職員のせいではなかったことが判明後謝罪もなく暴言を浴びせる。
・夜間一切寝ず、ウロウロと徘徊され他の利用者を起こしていく。
・人の部屋に入りスタッフや利用者の私物を盗む。盗んだ時点で自分のものだと思い込み、持ち主に返したのを見つけると「それは私のや!」「泥棒!」と警察に電話する。(ガチ電話)
・リビング、キッチン、どこででも放尿。
・自身の便を鷲掴み部屋中の壁に擦りつける。または、職員の髪の毛へ擦りつける。
・車椅子でうろつきながらお茶を撒き散らかす。口に入れた食べ物を職員へ吹き飛ばす。
・入浴拒否率高め。ブチギレ&暴言暴力の嵐。
・着替えを手伝おうとすると「セクハラ!触るな!」と顔を引っ叩かれる。

(介護業界の会社や上司)
・ナースコール2~3個被るの当たり前。それを一人で対応、夜間相方が休憩に入ると一人で2時間40人対応。
・褥瘡、怪我などが見つかると介護士を責める看護師。
・介護に関わらないくせに理想ばかり掲げ無理難題を押し付ける上層部。
・仕事終わりの無意味な研修や会議。
・日本語の理解が乏しい外国人の雇用で責任はこちらに取らせるくせに給料は外国人の方が上という理不尽さ。
・そもそも給料、休日が少ない。
・職員が足りないので意味不明なシフトが続く。(夜勤、明け、夜勤、明け、早、夜勤…など気づけば何連勤もしてる)
・家族からの苦情があると現場の職員のせいにして責任を押し付ける上司。
・なぜか「出来る人」と「出来ない人」の差が激しい介護業界。必然的に出来る人の仕事が増え、見切りをつけて辞めていく人が多い。出来ない人の方が「やりがいがある」など理想を掲げてだらだらと会社に居座りがち。

(今まで見てきた職員)
・「このままじゃ虐待しそう」と鬱病になり辞めた先輩。
・夜勤中強姦されそうになり泣きながら上司に訴えるも我慢しろと言われ、その後家族に「あなたが誘惑しただけじゃないの?」とクレームを入れられクビにさせられた先輩。
・転倒しかけた利用者を庇い腕を折るも、家族からクレー厶が入りクビにさせられた後輩。
・利用者の怪我の原因をすべて経験が浅いからと擦りつけられ、精神病を患い辞めた高卒1年目だった後輩。
・ハサミで職員を斬りつけようとしてきた利用者を咄嗟に突き飛ばしてしまい、骨折させてしまい会社から自主退職を勧められた先輩。
・暴言暴力に耐えれず、鬱病になり自殺した先輩。

 沢山反応頂いているのでいくつか補足しておくと、内容のほとんどは特養(2ヶ所)(超ブラック)で働いていた時のもので現在はGH(ホワイト)に転職しています。勿論良い利用者も沢山いるので私の体験だけが介護士の全てではないですが、『好きでやってるんなら文句言うな。嫌なら辞めろ』じゃなくて『こんな物好き滅多にいないんだからまだいる内に給与をあげるか徹底的に職員を守る環境を作ってくれ』と伝えたくて現状をツイートしました。
 虐待は駄目だけど、それまでの過程に何があったか知ってほしい。虐待のニュースが流れるたびに『次は私かもしれない』と本気で思う。介護経験のある方のほとんどが『尊厳死も必要』と口を揃えて言うのが今の現実。介護経験は良くも悪くも為になったし、会社や上司によってはマシな所も多いので就く人は全力で応援する。
 だけど少しでも無理だと思ったら死ぬ前にすぐ辞めてほしい。それを許せる社会になってほしい。介護は転職に困らないから、駄目だと思ったらすぐに見切りをつけてください。介護業界がもっとマシになりますように。