アニメ業界の低賃金問題について一般の方に説明します
新人さんは1枚150?250円で絵を買い取って貰って収益を得るというのが普通です
問題はこの2枚の絵の値段が昔からほぼ変わらなくて、1枚にかける労力だけが極大してるので結果的に低賃金になってしまいます
昔は稼げる職業だったらしいです pic.twitter.com/5dC6cIlNaK— ともたろう (@karaagebo3) 2019年3月7日
制作進行さんというSHIROBAKOの宮森の立場の人も居ますが、絵の労力が大きくなったりデジタル化した事によってこの人達の労力も大きくなってます。
制作進行はアニメを回すための要なのに辞めてく人が多い職種です。
理由は制作進行=中間管理職みたいなもので新人にいきなりこれをやらせます。— ともたろう (@karaagebo3) 2019年3月7日
この前ジャニカという団体のトップにも掛け合ってみましたが予算がオーバーするので現状は変える気が無いと言ってました。
問題点があるけど解決策が分からないから停滞してるのは皆んな分かってるのに、発言力のあるトップが何もしないのは問題です。
— ともたろう (@karaagebo3) 2019年3月7日
以上です。
とりあえず並みの画力の動画さんと制作進行さんと新人原画マンが安心して技術を身につけられる環境になれば良いと思います。
スーパー画力の人は何の心配も無い業界ですがスーパー画力の人だけでTVフォーマットのアニメは作れないので。
— ともたろう (@karaagebo3) 2019年3月7日
あるベテラン・アニメーターさんの意見ですが、40年ぐらい前は線が少なかった(絵がシンプルだった)ので、1人で月に1200枚ぐらい描くことが出来たそうです(当時の動画単価は1枚120円だから120×1200=144000円)。しかし「今は絵の内容が複雑になりすぎて同じ単価では生活できない」とのこと。厳しい… pic.twitter.com/reOkWU9wTU
— タイプ・あ~る (@hitasuraeiga) 2019年3月8日
最初の連続30分ものアニメである鉄腕アトムの1963年の物価はこうだそうです
消費税など当然ありませんから、150円で3食ラーメンが食べられてしまう時代
ラーメンを基準で考えれば甘ブリの1枚は1食800円×3で2400円+税くらいはアニメーターに支払うべきでしょうかね? pic.twitter.com/eue5PmNNp7— NoAll (@NoAll_0) 2019年3月7日
価格据え置きで品質だけ上げた結果労働強度だけ上がって賃金が上がらず激務薄給になるというのはアニメに限らず色々なところで見られる日本の悪癖のように思います。工業製品ならともかくサービス業などで「良い物を安く」をやり続けるとこうなってしまうのだろうなあと。
— みみずばれ (@alotofttd) 2019年3月7日