学生の皆さん。今日のニュースや新聞に出るでしょうが、天皇が身につけているのが、授業でお話しした黄櫨染袍(こうろぜんのほう)、冠は纓を立てた立纓冠です。いずれも天皇以外の人は許されない装束です。 pic.twitter.com/SiK1tLdlsB
— 片山 剛 (@KatayamaGo) 2019年3月12日
これもお話ししましたが、黄櫨染の袍は平安時代にはありましたが、立纓冠は江戸時代からです。江戸時代のお芝居に蘇我入鹿が出てくるもの(妹背山婦女庭訓)があって、そこでは入鹿が天皇を気取って立纓冠を着けます。もちろん入鹿の時代には立纓冠はなかったのですが(笑)。
— 片山 剛 (@KatayamaGo) 2019年3月13日
これも黄櫨染御袍を着けた天皇です。平安時代末期の「年中行事絵巻」(ただしこれは模写されたもの)ですから、冠の纓は背後に垂れていて見えません。 pic.twitter.com/4BiVzloG9i
— 片山 剛 (@KatayamaGo) 2019年3月13日
いや、右肩から腕にかけて纓らしきものが見えますねσ(^_^;)
— 片山 剛 (@KatayamaGo) 2019年3月13日